「県政を語るつどい」を10月も2箇所で
9月に続き10月も、ふたごの会と下作延&溝口の後援会が主催で石田和子と県政を語るつどいを開催しました。
ふたごの会は8月に続き2度目のつどいです。「ふたご」後援会ニュース第215号にその記事が掲載されていますので、紹介させていただきます。
石田和子県議と県政を語り合うつどい=ふたごの会のニュースより
10月4日(日)の午後、二子会館で「3蜜」を避けて開催されました。世話人代表あいさつ、小堀祥子市議のあいさつに続いて県政の報告に立った石田和子県議は、県における新型コロナウイルスの感染状況とその対策を中心に語られました。
その中で、休業を余儀なくされている弱いところにしわ寄せがきていること。社協の緊急融資を申請する人が殺到している状況から、県議団として貸付ではなく給付にするよう要求。
PCR検査ももっと拡充すること。保健所が縮小されこのままでは公衆衛生は守れない。
病院の逼迫状況に、もっと行政が手を差し伸べること、などなど話されました。
続いて、1丁目在住のSさんから、昨年10月12日の台風19号の雨量と多摩川の水位の時系列の経緯、二子排水樋管の操作と溢水について詳しく説明がありました。また、Nさんからは、この水害は人災であり、川崎市による謝罪と被害の回復を求める集団訴訟を起こす取り組みが報告されました。石田県議・小堀市議からも排水樋管の「操作手順」を見直させたこと。樋管出口の土砂の撤去、樋管ごとの排水ポンプの整備をさせたことなどの成果も報告されました。参加者からの発言もあり、有意義なつどいになりました。
下作延と溝口の後援会共催で「石田和子と県政を語るつどい」を開催しました。
10月17日(土)の午後、大山ふるさと館のイベントホールで開催。入り口で体温を測り、手指消毒をして、3蜜を避けて行いました。
はじめに小堀祥子市議があいさつ。9月議会において川崎市の市税収入が6年間過去最多になっていること。多摩川の浚渫が求められているのに、川崎市は羽田連絡道路の工事のために台風で堆積した土砂の浚渫は真っ先に何十億のお金かけて浚渫したことの報告がありました。
次に、ぺろ中島さんのギター漫談です。この間、コロナ感染の拡大のため、7ヶ月以上ギター漫談はおやすみで、今日がひさし振りの出演依頼だったとのこと。この間、ネタに使ってきたアベ政治が終わり、これは全部作詞を変えなくては大変と思ったが、ほとんどがアベ政治を引き継ぐということで、さほど変えなくてもと言いといいながら、日本学術会議の任命拒否の問題など、本質を歌に、しかも非常に風刺がきいて、演説よりもギターと歌でバッチリわかるなーと聞き入りました。きいていて、ふつふつと政治を変えなくてはとの思いが湧いてくるそんな元気をもらえる素敵なギター漫談で拍手喝采でした。中島さん、いつもありがとうございます。
私は、30分時間をいただいたので、日本学術会議の任命拒否問題に少し触れ、コロナ対策に入る前に県政の問題で村岡新駅をつくる計画と横浜カジノの問題にも触れました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って検査の拡充を県議会で質問を繰り返し、社会的検査も前向きな答弁を得たことや医療機関のコロナ患者の受け入れ態勢、医療機関への財政支援の問題、冬に向かってインフルエンザとの同時流行も危惧される中、相談体制として保健所の担う役割がさらに重要になること、発熱外来、受診、検査体制などを医師会などと協議中で、10月中に整備することになっていることも話しました。
新型ウイルスの発生も、台風被害の激甚化.頻発化も、毎年夏の猛暑がひどくなることも根っこは同じ。人間が無秩序に森林を伐採し、地球温暖化で熱帯雨林が縮小したことで野生動物の接触機会が増えたことで新たな感染症を人間社会に引き込んでいると多くの専門家が警告しています。
コロナを契機にケアに手厚い社会を作ること、削減されてきた医療や社会保障を充実させること。コロナ患者の対応のために、不急の検査や手術を先延ばしせざるを得なかった医療現場でした。次の感染急拡大の時にそうしなくて済むように、今から余力ある医療体制を作ることが大切と思います。昨年の秋、政府が全国の427の公立・公的医療機関を名指しし、再編、統合などの見直しをするという方針は絶対に撤回すべきです。
休業、自粛要請で真っ先に非正規労働者が解雇や雇い止めにあい、生活困難に陥り、多数の方が住まいも失いました。働くルールを作り、雇用を守りくらしと経済を立て直す。学校における身体的距離を開ける環境が求められています。この間、中教審が初めて少人数学級の必要性を認め、文科省に答申しました。財務省は認めるべきです。県議会でも少人数学級を国に求める意見書が全会一致で初めて採択された大きな変化を報告しました。
参加者から、台風19号の浸水で勤め先の工場が浸水したが、真っ先に石田と小堀市議が来てくれたこと。機械も買い換えることができて復旧したことや、今、平瀬川の護岸の工事が行われているがあれで浸水しなくなるのかという質問が出ましたので、平瀬川と多摩川の合流点の対策が必要になることや、多摩川より3メートルも低い平瀬川の堤防のかさ上げなどが必要になると考えると答え、市と県と国とで方法論について話し合っているということを伝え、引き続き国会と県会、市会が連携して取り組んでいくと話しました。
あっという間の1時間半でした。参加してくださったみなさんありがとうございました。