任期最後の宣伝でした
4月29日が任期の最終日。溝の口デッキで議員としての最後の宣伝を行いました。
同時に、小堀しょうこ川崎市議の2期目の当選、のずえ明美さん、大健闘でしたが、議席に届かなかったけれど、4年後、議席回復に向けて頑張る決意を述べました。
24年間、ご支援いただきありがとうございました。今後について、地域で要求実現の取り組みを続行していくこと、そしてのずえ明美さん、小堀しょうこ市議と一緒に、平和、人権、子育て、教育、福祉などの活動に取り組んでまいります。引き続き、よろしくお願いします。
悪法が次々採決―自民、公明、維新、国民、悪法に賛成するのですか
同時に、衆議院本会議や衆議院法務委員会などで悪法が次々強行採決されていることを話しました。かつてない乱暴なやり方です。共産党と立憲民主党は反対しました。
原発推進等5法案
原発を国の責任で推進し、原則40年、最長60年だった運転期間を60年を超えても稼働できるように改悪し、原子力産業を手厚く支援する内容を盛り込みました。自民、公明、維新、国民によって可決されました。福島第1原発事故の教訓をないがしろにするのですか。ドイツでは、福島原発の悲惨な事故から廃止に舵を切り、とうとう4月15日、全原子力発電所を停止しました。それにひきかえ、事故の当事者として甚大な被害を被った、故郷を失った多数の方々がまだ故郷に戻れない、自己の原因究明も汚染水の処理も未確定のまま、日本は、原発ゼロに向かうのではなく、真反対の方向に進んでいます。国民の安全を脅かし、次世代に大きな負担を負わせる改悪を認めるわけにはいきません。
国民健康保険証を廃止して、マイナカードに統一する法案
マイナンバーカードの取得は任意と法律で定めていたのに、カード取得を強制するものです。被保険者が申請しなければ交付されない仕組みにされようとしている。申請が困難な重い病気の方、認知症高齢者の方など、暗証番号がわからず更新できなくなる恐れがあります。排除されることになりかねません。
60年間続いた国民皆保険制度の大原則が崩されます。個人情報が流出する危険性は払拭できていません。
医療関係者から設備や人手の確保ができないというところも多くあります。廃案の声を一緒に上げましょう。
入管法改悪法
2021年に廃案になった内容とほぼ同じ。そもそも日本の難民認定は他の先進国に比べて、狭すぎる。何回申請しても、相当な理由があっても難民と認定されないことがとても多いのです。現行法では難民申請中は、本国に送還されないことになっているのに、3回以上申請した人を、申請中でも強制送還できると改悪するものです。
国会周辺で改悪ノーの抗議の集会が開かれています。中には、母国に帰れば、宗教上や政治的な情勢から、捕らえられ、拷問と死刑が待っていると言われる方も。
難民認定されないと健康保険証がなく、健康が脅かされる。子どもは教育を受ける権利を奪われる。こんな差別は人間として、許されるでしょうか。
どの人も命も人権も平等です。人権を保障すべきです。
軍拡財源確保法案、軍需産業支援法も採決が狙われている。
大軍拡のためには大増税、社会保障のさらなる削減がやられるでしょう。さらに防衛力強化資金を設け、病院などの積立金を国庫に返納させて、軍拡に流用する。国内の軍需産業を強化するための財政支援措置を盛り込んだ軍需産業支援法などが衆議院安保委員会で可決されたのです。与党は近いうちに本会議採決に持ち込もうとしています。
一つ一つの議案はどれも日本の進路に関わる重要な法案ばかり。本来はこの1本1本の審議に、1国会、2国会をまたいで行うようなものばかりなのに、わずか1ヶ月ほどで採決してしまう。十分な審議を通して、国民に法案の内容をしっかり掴めるようにすべきです。
しかもマスコミもあまり報道していないのも大問題です。メディアのあり方も時の政権に忖度してはいないでしょうか。
ご一緒に悪法を廃案に!の声をあげましょう。