平瀬川の越水した東久地橋桁下に大型土嚢が設置される
住民の方々から、大型土嚢が設置されたとの知らせをいただいていましたが、23日の夕方、幾分暑さが和らいだので、やっと見に行くことができました。
大型土嚢は暫定対策です
昨年の台風19号の大きな浸水被害は、多摩川と合流する平瀬川の堤防部分が低いため、多摩川からの水が越水しておきました。その越水カ所に今年の台風シーズン対策として、暫定的に大型土嚢を設置することが示されていましたが、8月中旬に大型土嚢を遮水シートで覆うような形で設置されました。
多摩川と合流する右岸と左岸に積み上げられました。人が通る幅は確保され、台風の進路予報が出たら、土嚢で塞ぐということです。
(設置された大型土嚢の写真)
平瀬川の堤防のかさ上げなどの機能強化についての協議を始めている
ここは、来年度の台風シーズンまでには土嚢に変わる対策を実施するという計画になっています。また、川崎市は8月21日に開催された多摩川会(川崎選出県会議員の会)において、このように説明しました。
「平瀬川の堤防のかさ上げなどの機能強化などについて、神奈川県と連携し、国土交通省京浜河川事務所及び関東地方整備局下線部と合流点の処理について協議を行っている」とのことです。これまで何度も写真で示してきましたが、合流する平瀬川の堤防が低い部分は、国管轄の田園調布事務所の看板が立っていますので、2度と越水による被害が大きないように、早期に対策を検討し、実施を求めてまいります。
来年3月末までに護岸を補強し、アクリル板を設置。今は仮設板です
平瀬川の堤防からも越水しました。平瀬川護岸の上に現在のフェンスではなく、アクリル板を設置する計画です。現在、今年の台風の暫定対策として、既存のコンクリートの護岸(パラペット)の上に、仮設板が設置されています。一定の高さがあるので今は川を覗くことはできません。市によると、アクリル板は発注してあるとのことですが、納品され次第、アクリル板の設置工事を行い今年度末までには完了させるとのことです。(写真は仮設板の設置)