このまちレポート

放置自転車をなくすため東急複々線高架下の駐輪場の拡張なるか」を質問 (07年12月24日)

2007年12月26日

2007,12,26, Wednesday

2007,12,26, Wednesday

12月9日に一般質問に立ち、4点について質問しましたので順次報告したします。
大井町線の溝口からの運行開始が09年3月までに実施されるとのことですが、駅周辺の放置自転車をなくすためには、高架下の駐輪場の拡張はどうしても必要ということで、工事が始まったときから、私は一貫してとり組んできました。

東急は住民とのワークショップを昨年来行い、今年の3月には「ワークショップとりまとめ案」が示されていますが、東急の駐輪場整備計画として決定されたのか。人口急増が続く中、将来を含めた必要台数が収容できる計画になっているか質問しました。

●建設局長の答弁要旨
東急がワークショップを開催し地域住民の意見を聞きながら規模や位置について検討している。

二子新地駅は
「平成20年度末までに2箇所、約2000台収容の駐輪場を整備する予定と伺っている。今年度の実態調査では利用台数が1500台だったので、将来の需要にも対応でき、放置自転車の解消が図られると考える」・・・ (3月のワークショップとりまとめ案では,現改札口の真向かいに店舗の1階部分に720台、高津よりに新改札口設置を検討中で1280台)

高津駅・・・ 「1770台収容の整備計画が示されている。利用台数は約800台だったので、将来の需要増にも対応できるものと考える」・・・ (同様案では、二子新地駅寄りの改札口近くに1320台、府中街道を挟んで建設する東急ストアの向こうに450台)

溝口駅は・・・ 「東急から現在具体的な整備計画を策定中と伺っている。東急から『920台プラスアルファ』と提案されている。プラスアルファ分として、高津区からは1500台を希望する旨申し入れをした経過がある。今後とも2段式ラックの採用や2層式駐輪場の整備によりより多く確保できるよう要望していく」という答弁でした。

● 溝口駅について、今年の3月議会で建設局長は「今後3000台の不足が推測されるのに920台の整備案なので・・」と答えていたのですから、この計画ではとても足りないと考えます。私は3月議会でも、大井町線延伸による乗客の増大に伴う自転車の収容台数の確保は鉄道事業者の社会的な責務です。駅から250メートル離れた駐輪場は利用率が低くなることが予測されると指摘し、駅直近のケンタッキーの隣の高架下などに収容台数を可能な限り多く確保するよう建設局長に強く求めてきました。今回も同様の要望をしました。