2008,06,27, Friday
●耐震補強助成の拡充で地震に強いまちづくりを
いつ起きるかわからない大地震の被害を最小限に食い止めるために建物の耐震補強の推進は重要です。しかし最高七五万円助成している市の「木造住宅耐震補強工事助成」の活用はこの3年間で70件のみです。 そこで
①助成額の増額と補強助成件数を抜本的に引き上げる取り組みを
②地域の防災力の向上をめざす取り組みの推進を
③高齢者・障害者の生活が保障される避難所の確保について質問しました。
●まちづくり局長は「建築物の倒壊を防ぐ耐震性の向上は災害予防上、最も効果的な手法として推進し、今年度、制度の出前説明会をさらに充実し周知、紹介に努める」。
●総務局長は「区役所等と連携し「ぼうさい出前講座」を実施し、地域の防災力の向上に努める」。
●健康福祉局長は「老人保健施設、特養ホーム、老人いこいの家、身体・知的・精神障害者・障害児の施設157か所と協定を結び二次避難所を確保している」と答弁しました。
●在宅高齢者のサービス・「安心見守り緊急一時入院事業」をなぜストップするのか,すぐに再開を
吸引や経管栄養など、医療依存度が高い在宅高齢者が、登録病院に一時的に入院することで、療養の継続と家族の支援を行う「あんしん見守り緊急一時入院事業」について、予算が議決されているのに今年度なぜ、運用されていないのか、早期に再開すべきと質問しました。
●健康福祉局長は「療養の継続、家族の支援は重要と考える。医療と福祉の役割分担を明確にするため、見直しを行っている。再開は見直しを行うなかで対応する」と答弁。「見直し中を理由に事業の中断は許されない。早急に再開すべき」と厳しく指摘しました。