このまちレポート

これ以上の負担増はごめんです。阿部市長の新行革プラン(素案)

2010年9月20日

阿部市長が8月に2011年度から3年間の「新行財政改革プラン素案」を発表しました。これまで福祉をバッサリ削る「行革」を進め、もう削るものがほとんどなくなったため、今度は市民生活にかかわる各種料金の見直し、値上げ(?)の検討がズラリと並んでいます。経済不況に苦しむ市民に追い討ちを掛ける重大な内容です。阿部市長は、行革を断行する理由を「真に必要なサービスを必要とする方々に的確に届けるため」と言われますが、大型開発には莫大の税金投入、これこそ見直すべきではないでしょうか。 川崎市は10月からそれぞれ各区でタウンミーティングを開催します。

高津区は10月21日(木)18時30分より 高津市民館ホール

ihoaa009a32_thumbあれもこれも見直し・値上げ!?
         
新行革プランの対象項目

  • 高齢者外出支援乗車事業
  • 重度障害者医療費助成事業制度
  • 保育園の保育料
  • 普通ごみ処理手数料
  • 市立葬祭場使用料
  • 市営墓地管理料
  • 学校施設〈体育館〉開放事業
  • 市立高校定時制の学校給食
  • 自転車駐輪場手数料
  • 障害者施設運営費補助

▲おぼえていますか?
       
阿部市長のこれまでの福祉切捨ての一部

  • 在宅ねたきり老人介護援助手当ての廃止〈2003年度〉
  • 生活保護世帯の夏季・年末慰問金を廃止〈2003年度〉
  • 重度障害者、小児ぜんそく、小児医療、
  • ひとり親家庭の入院時食事費補助〈2004年度〉
  • 敬老無料パスを廃止・有料化〈2004年度〉
  • 下水道料金の大幅値上げ〈2004年度〉
  • 難病患者の療養費補助〈2005年度〉
  • 市立定時制高校の夜食代の値上げ〈2006年度〉
  • 就学援助世帯の小中学生の校外活動費の削減〈2007年度〉
  • 老人医療費助成制度の廃止〈2008年>