10月31日、エポックなかはらで第33回ろう者のつどいが開かれました。
このつどいの主催は特定非営利活動法人川崎市ろう者協会です。受付も案内も、接待もつどいの運営もすべてろう者の方々による運営で、とても誠意とあたたかさをかんじました。
つどいの目的は「川崎市に住む聴力障害者とその家族、及び関係者が、年に一度、一堂にかいし、私たち聴力障害者の生活と権利を守り、さらにそれぞれの福祉向上、発展に寄与せんとするものである」とのことです。実行委員長さんの開会挨拶も大会理事長さんの挨拶も大会決議を発言された方もとても力強く、このつどいに対する思いが伝わるものでした。
特に、挨拶されたなかで川崎市聴覚障害者情報文化センターの当事者運営を目指して活動されてきたことをはじめて知りました。理事長さんは「第1歩の実現はかなわなかったけれど、芽吹き始めた市内の連帯の輪をしぼませることなくさらに大きく育てていけば、かならず道は開けるものと信じています」と挨拶されていました。
つどいのスローガンは11項目です。項目ごとの解説も冊子に丁寧に書かれていて、とてもわかりやすく訴えるものがあります。