議会活動報告

生活保護世帯の自立支援について質問しました

2010年12月20日

現在の厳しい雇用情勢のもとで、就労を希望しても就労に結びつかない人、就労意欲を失い社会から孤立する人に対し、就労による自立だけでなく、日常生活の自立や社会生活の自立を支援することが必要になっています。私達は10月に多様な自立支援プログラムをつくって自立を促進している釧路市を視察しました。生活保護受給者が元気で希望を持って生きることを支援することで自立に向かう。自立=すぐさま就労でなく「中間的就労」をプログラムに盛り込んでいます。

例えば重度障害者介護施設でボランティアをしたら喜ばれ嬉しかった。などの体験を通し、生活のリズムを取り戻し、ボランティアをして働く意欲がわいた。「自分でも社会に役立つ」と自信をつけ就職へとつなげる「中間的就労」のプログラムです。
本市でも行うことへの見解と対応を質問しました。

健康福祉局長は、「国において企業やNPO法人等と行政が協働する「新しい公共」について報告がされておりますので、今後、検討が必要となるものと考えております」という答弁でした。