2011年がはじまりました。1年がなんと早く過ぎるものです。
夫の兄が3日に来宅し「和子さん、ポスターいい顔しているね」と駅からの道中にはってあったポスターを見ての感想です。お茶をいれながら「そう、でも若くないからね」と私。義兄は「でも人生いろいろ経験していることって大事だぞ。落ち着いているいい顔だ」と再び。そして、「世論調査で年齢で選ぶというのは、4%だけだと新聞にも書いてあったよ」とも。なにげない会話でしたが、義兄のはげましのことばでした。
義兄が帰ったあと、「人生いろいろ経験か・・・」と、誰もが経験していることだけど、二人の子育てをして、子育ての喜び、楽しさや大変さを経験したな。保育の仕事を、はじめは養護施設、そして知的障害児入所施設で3交替勤務もしたっけ。ゼロ歳のあかちゃんをだっこしながら、あかちゃんて天使だなと感じた保育園で、何回も何回も子育てを繰り返すことができる保育現場で、29年間職業人として子育てしながらがんばったっけ。そして思わぬ夫の病気・・・と振り返ってみたりしました。
これって大事なことかもしれないな・・。保育士の時、こどもの心に寄り添う保育が大事と思って仕事をしてきたけれど、人の気持ちが大事なこと、人の心にむきあい寄り添うことが生きるうえでも大事なことだと、最近になっても考えます。
軽度の障がいをもつ青年から、「自分は弱いたちばの人のことを考えてくれる人に1票いれます」というお手紙を1月3日にいただきました。ほんとうにそうだよな。政治はそうでなくてはいけないよねと読みながら心からそう思います。