1月9日、土曜日は正午から3つの団体の新年会に順次出席しました。
●最初に川崎市視覚障害者協会の賀詞交換会です。私がこの数年間、健康福祉委員会に所属し、支障協のみなさんの請願等を審査してきたこともあり、共産党市議団代表として出席しました。ここでは出席した議員全員が挨拶させていただきました。
私は、「1割の応益負担になった障害者自立支援法が施行されてもうすぐ5年経とうとしています。この間当事者、御家族、関係団体のみなさんが国や市へ本当に粘り強く陳情を繰り返したことが国や市を動かしてい る。共産党市議団もこの間、殆ど毎議会の代表質問で、せめて低所得の方の利用料を無料にせよと繰り返し求めてきた。障害者や家族の粘り強い運動によって、とうとう国は2010年4月、低所得の方の利用料無料に踏み切りました。同時に、市町村の事業である移動支援など地域生活支援事業の利用料も無料にすべきと要求し私は委員会でも議論をしましたが、川崎市も実施に踏み出しました。
国のほうで障害者自立支援法の法律改正もありましたが、まだまだ課題は山積していますので、ご意見をぜひ寄せてほしい。ご一緒にがんばっていきたい」と挨拶しました。会場では参加者全員の方が、マイクで自己紹介されて、和やかな雰囲気でした。
●次に同時刻に開始されていた川﨑北部建設労働組合新春のつどいに遅れて参加しました。すでに議員等の挨拶は終り、カラオケに入る時でした。挨拶では何人ものかたが昨年12月議会で公契約条例が全会一致で可決されたことにふれられたとのことでした。公契約条例は川崎建設労働組合協議会のみなさんが、この12年間毎年の対市交渉で条例制定を、繰り返し粘り強く求めてきた結果と思います。建設不況の苦しみは大変なものと思いますが、みなさん、ここが正念場、団結と要求運動ではねかえそうとしています。
私は、参加しながら、川崎市は臨海部に多額な税金をつぎ込んで、大企業を呼び込み、イノべート川﨑で誘致企業に補助金を出していますが、市内の地域経済は活性化していない。しかし秋田県は住宅リフォーム制度を創設し、その経済効果は補助金の24倍になると県は試算しているとのこと。地域密着の地元への直接の応援こそ、真の経済対策、雇用対策になる。全国で170以上の自治体に制度創設が進んでいるのだから、川﨑も公契約条例の次は住宅リフォーム制度創設だと思いました。
●夜は川崎市鍼灸マッサージ会の研修会400回記念講演・式典に参加しました。健康福祉委員等がご案内を頂くようになり、私は今年で4回目の出席です。介護保険制度とともに、鍼灸マッサージ師会が介護予防等でも大きな役割を担っていることが、何人もの方からお話がありました。出席することで大変勉強になるものです。私は「保険・医療・福祉の環境が大きく変わる中で、鍼灸マッサージ師のみなさんの施術の役割が増してきている。脳血管障害の方への訪問医療マッサージ、介護保険でのケアマネジメントや機能回復のデイサービス、介護要望活動などでがんばっていると伺っている。400回記念研修も認知症における鍼灸の診断と治療という内容だったとのことですが、機会があればお話を聞きたいと思った」というような挨拶をさせていただきました。