1月10日、成人の日を祝うつどいに出かけるために、バスに乗り遅れないよう早めに外に出たとたん今年いちばんの寒さに体が硬直するようでした。華やかな晴れ着を着た新成人の方々が会場前に集まっていました。今年の新成人のかたは12,810人とのことです。午前と午後の2回にわかれて祝うつどいが開かれました。
私たちの成人の頃は、がんばれば切り開くことができる、一生懸命働けば報われると思える社会でした。希望が持てる時代だったと思います。
今は若い人達にとってどうでしょうか。私は生きづらいと考えている方が多いのではないかと思います。高校生や大学生の就職内定率は5割、6割です。高校や大学を卒業しても、生活できず、希望が持てない現状があります。一人ひとりの悩みは、実は1人だけのものではないのだと最近思います。若い人達が希望を持てる世の中にしないといけないし、政治の役割が問われると思います。特に雇用対策が必要、雇用は正社員があたりまえの社会にしなければと思います。
20年前の私は保育士をしていましたから、その時ゼロ歳のこどもたちが新成人を迎えているんだろうと思います。どんな成人になっているかな・・・とそんなことを考えながら、来賓席に座っていました。
午後は高津区消防出初式と祝賀会がありました。
寒さ対策でホカロンを2ヶ所に貼って参加しました。毎年、幼年消防クラブとしてめぐみ幼稚園のかわいい園児さんたちの演技が、出初式をさらに盛り上げます。一生懸命がんばる姿に拍手喝采でした。
今年、初めてのプログラムがありました。今年度、ジュニアハイスクール消防隊という取り組みが高津区では進められてきたとのことですが、西高津中学校の生徒が一隊参加し、きびきびと放水演技を披露しました。たくましい限りです。いざというときに地域の中学生が消防、救助活動に参加する取り組みは貴重だと思います。
出初式の参加部隊は消防団134名、高津地区婦人消防隊委員会127名、幼年消防クラブ206名、消防関係団体等の参加で合計606名とのことでした。
地域の消防団の方々には本当に頭が下がります。
消防団の方々は、いざ災害が発生すれば、なにはさておいても現場に駆けつけ、危険な中、消防署員とともに被災者の生命と財産をまもるために消防、救助活動に力をつくしていただいています。お仕事をされながら、寒い日も暑い日も昼夜わかたず訓練に励まれるわけですから、本当に大変だと思います。
出初式のあとの祝賀会で、今年度高津区議団の幹事の1人として、お礼のことばと大変な寒さの中、無事に出初式が行われたお祝いの挨拶をさせていただきました。