3月11日の東日本大震災の影響で、川崎市男女共同参画センター・すくらむ21の大ホール天井が一部剥離したことにより、安全性を考慮して、今年度の予算で年度末に予定していた改修工事を前倒しすることにしたとの市の説明を受けて、5月6日(金)、大ホール内を視察しました。
舞台から見ると、客席右側の壁と天井の間が剥離しており、落下したパネルは、大きいもので横8×縦20×厚さ0,5(cm)程とのことです。当日は客席の利用は無く、けが人はいなかったとのことです。その後、4月2日の余震によりホール左側後方奥の座敷に、小さな破片が落下しているのを発見したとのことで、天井の改良工事を7月末までを目途に実施することにしたものです。
ホールの座席が、新しく改修されていました。2010年度予算で今年に入ってから、改修されたのです。私も、2006年に、座席が古く、体を動かすときしむ音がしたり、腰が痛くなることから座席の改修と洋式トイレの設置について質問したことがありましたので、座席がやっと新しくなってよかったと思いました。中央部から前の座席は特にすわり心地がよかったですが、後部座席はすこし硬い感じがしました。
このホールは1974年の建築で、築37年のたてものですが今でも利用率が高いホールです。06年の私の質問に対し、当時の市民局長は「音楽や舞台、芸術を楽しむホールとして快適に利用していただけるよう、関係局と協議しながら改善に努めてまいりたい」と答えていました。
安全第1に天井をしっかり改修してほしいと要望しました。