5月19日、川崎市精神障害者家族会「あやめ会」の総会に出席しました。
あやめ会は心の健康相談事業や地域活動センター事業などを行ってがんばっておられます。
会長さんの挨拶の中で、「重度障害者医療費助成制度」に精神障害者は対象になっていないことから、議会請願を行ってきたが、今年も引き続き要望活動を行っていきたいのでご協力をとの呼びかけがありました。
議会では、2009年の3月議会に、精神障害者を重度障害者医療費助成制度の対象にすることを求める請願に、全会一致で趣旨採択しましたが未だ対象になっていません。
共産党市議団は、2010年の第4回定例会の代表質問で、この問題を取り上げました。「多くの精神障害の方々は治療によって回復し、薬を飲み続ければ社会生活にも復帰できるといいます。しかし医療費の助成がなく、就労率も障害の特徴から低く、家族も高齢化するなど医療費の負担が大変です。そのことで治療の抑制や中断があってはなりません。身体障害者や知的障害者と同様に,精神障害者の方々の医療費を助成対象にすべきです」と主張し、質問しました。
答弁は「国において、障害者自立支援法等の見直しが予定されていますので、その動向に注視しながら、対象者の増加への対応や、精神障害者等、対象範囲の見直しなど、持続可能な制度のあり方について、検討してまいりたい」というものでした。