8月14日,今年も「第22回二ヶ領用水溝口灯ろう流し大会」がおこなわ れました。
毎年、高津区民祭の日に行われていましたが、今年は東日本大震災の影響で区民祭は中止になりましたが、大震災で犠牲になられた方々の供養も行いたいという灯ろう流し実行委員会の呼びかけで今年は単独で実施されました。
江戸時代初期の1611年に14年の歳月をへて完成した二ヶ領用水は、川崎の地域を潤して流れ,農業用水など人々の生活を支えてきました。この用水をつくり守ってきた祖先の努力に感謝し,二ヶ領用水の再生を願ってという実行委員会の皆さんの思いのもと、灯ろう流しが22回も行われてきました。 今年はニケ領用水竣工400年です。
実行委員長さんは、この記念すべき年に、大震災の犠牲者の追悼をぜひ行いたいと呼びかけさせてもらったところ,ぜひやりましょうと,協力いただいて開催できたといわれていました。
灯ろうに自分のことばを書いて,灯をともし水に流します。私も書きました。ボランティアのみなさんの清掃が行われ、きれいになった二か領用水も、次第に夕暮れてきて、灯ろうが流れる様は「夏の風物詩」です。