09年9月29日
いつもの年なら8月の下旬には委員会も開会され9月議会の準備が始まりますが、総選挙のために出足が遅れ、投票日翌日から委員会や団会議、代表質問の準備が始まり、9月3日から第3回定例議会が開会されました。そんなわけで、あっというまに季節はせみの声から夜長の虫の声に変わっています。
代表質問が9月14,15日に行われました。
冒頭,どの会派もこのたびの総選挙の結果にふれていました。
共産党は冒頭を紹介しますと・・・
「先の総選挙」では、国民のくらしや平和を破壊してきた自民・公明政権が国民の厳しい審判を受け、歴史的大敗を喫し、退場することになりました。小泉内閣以来の「構造改革」路線で雇用や社会保障を破壊し、国民から安心と希望を奪ってきたことが国民の批判と怒りのまえに退陣に追い込まれたものです。
市長は8年前、「国は小泉さん、川崎の改革は阿部で」と訴えて当選し、国の悪政から市民を守るどころか、市民に対して国と一緒になって徹底した福祉切捨てを行い、川崎を子育ても老後も不安な市政へと大きく後退させてきました。川崎市民の我慢は限界に達し、大きな怒りが広がっています。国において「構造改革」が破綻した今、川崎市においても「構造改革」路線をきりかえ、市民のくらし・福祉最優先の政治へと転換をはかるときです。その立場から、以下質問を行います」というものです。
続けて、市長の政治姿勢、平和問題、子育て支援、教育問題、高齢者福祉、大気汚染問題、雇用、中小企業支援策、商業街支援策、防災、鹿島田駅西部地区再開発事業、コミュニティー交通、旧県立川崎高校解体工事、多摩川連絡道路について、水道料金の改定について、そのほか議案についてとりあげました。
再質問と進み、再々質問で最後に市長に迫ったのは、中小企業支援策の拡充、保育緊急5カ年計画改訂版骨子案について、特養ホーム整備促進でした。