共産党市議団は、7月24日から8月にかけて障害のある人や家族、支える団体の皆さん方に懇談会をおこなっています。
障害があっても地域や施設で安心して生活できる社会をつくることは、だれもが高齢者になるわけですから、すべての人々の共通する課題でもあります。
人間の尊厳を守り、自己決定・選択の自由と平等を保障しなければならないと考えます。でも実際は、障害のあるがゆえに医療ひとつとっても安心して医療にかかれない実態があります。移動する際の移動支援や、コミュニケーションをとる際の支援も不足しています。一人一人の障害に応じた支援がまだまだゆきとどいていません。これまでも当事者やご家族、団体のみなさんが、大変ななか、力を合わせて活動され、要望活動も根気よく行いながら一歩ずつ前に進めてきたと思
懇談では、障害特性などによって当然ちがう要望もありますが、重度障害者医療費助成制度の継続と精神障害者も対象にしてほしい。南部地域に入所施設が圧倒的に不足してるので整備してほしい。相談支援の機能を充実してほしいなど共通していることもたくさんありました。実態をお聞きすることで具体的に要望を理解することができ、どの項目も切実さが伝わります。
私たち市議団は、8月15日〜17日まで、集中して、来年度予算要望の検討を行いますが、寄せられた要望の実現にむけがんばります。
これまで行った団体と予定
7月24日 財団法人川崎市心身障害者地域福祉協議会
27日 特定非営利活動法人あやめ会
27日 特定非営利活動法人川崎市視覚障害者福祉協議会
8月 1日 NPO法人川崎地域腎臓病連絡協議会
2日 川崎市精神障害者地域生活推進連合会
3日 財団法人川崎市身体障害者協議会
9日 神奈川県知的障害者保護者会連合会川崎市地域保
護者会
22日 川崎市ろう者協会います。