12月議会の一般質問の報告その2です。
人口が急増する市内中部(高津・中原区)の小児急病センターの早期開設の取組みを質問しました。
▲健康福祉局長は「現在、医師会等の関係機関と医師の確保や場所等について協議している。南部小児急病センターの混雑緩和にもつながるのでできるだけ早期に開設したい」と答弁しました。
南部小児急病センターは高次救急医療も担う市立川崎病院に併設のため、初期救急ストップが多数発生するという問題があり、小児科医師の増員が不可欠と取組んできましたが最近の実態と改善されているのかを質問しました。
▲病院局長は「小児科医師、新生児内科医師等の増員で救急ストップは減少してきたが、現実的には当直あけ32時間連続勤務で対応している実態がある。医師の疲弊防止にむけた勤務環境の整備や医師の確保に努める」と答弁。大変厳しい勤務実態の中運営されているなど病院併設型の課題が浮き彫りになりました。
開設にむけて協議中である中部小児急病センターの運営方法について、医師会運営の北部急病センター型と病院併設の南部型があるが、いずれの運営方法にしても、浮彫りになっている課題をきちんと解決する対策を要望しました。
◆ 休日急患診療所の老朽化対策を急いで
休日急患の初期救急、災害時医療救護所、新型インフルエンザ対応を担う各区の休日急患診療所の老朽化対策を質問。健康福祉局長は「川崎、多摩を除き、今年度建築設備劣化診断を実施、必要な修繕箇所と修繕の優先順位を把握し、維持補修を行う」と答弁。早急な対応を要望しました。