このまちレポート

特別養護老人ホーム増設いそいで“待機者5134人(09年4月時点)

2009年10月5日

09年10月5日

特別養護老人ホーム増設いそいで“待機者5134人(09年4月時点)
特別養護老人ホームの整備が他都市より遅れている川崎市・ワースト2位(表)
特別養護老人ホーム、人口比ベッド数大都市比較(川崎市議会調査課の調べ)
人口100万人以上規模の都市、65歳以上人口の1000人当たりのベッド数〈09年4月〉

大阪市 15・45
横浜市 14・96
福岡市 14・47
北九州市 14・27
神戸市 14・05
さいたま市13・70
京都市 13・54
広島市 13・50
仙台市 13・03
名古屋市 12・51 
川崎市 11・44
札幌市 10・97 
(表)

今年4月の市内の特養ホームの入所待機者は5134人。(表)のように、整備はワースト2位。現在の定員数2578床の約2倍の待機者です。横浜市は06年から08年までに1988床整備しましたが、川崎市は392床のみです。市は08年11月策定の「特養老人ホーム整備計画促進プラン」で08年度から13年度までの6年間で、新たに1225床整備する計画をうちだしましたが、08・09年度で148床(開所ベース)しか整備できていません。
共産党市議団は「公有地の活用」「定期借地権方式の活用」も検討して増設のテンポのひきあげを求めました。