このまちで子育て

予算審査特別委員会で質問しました —「緊急・一時保育」の受け入れを速やかにー

2013年3月7日

3月7日予算審査特別委員会で質問しました。今回は5つのテーマとも子育てに関連した質問なので、「このまちで子そだて」のコーナーで報告します。

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「一時保育」は、現在43カ所の認可保育園で行っています。2013年度予算案では7カ所増やして50園で実施するとなっています。

パートタイム勤務の増加等多様な働き方に対応する週3日以内の保育を行う「非定型的保育」と家族の病気や冠婚葬祭、育児疲れの解消など一時的な保育ニーズへの対応を行う「緊急・一時保育」を行っています。一日あたりの利用定員は12名程度を基本とし、そのうち、「緊急一時」は2名以上を確保するとなっており、大切な子育てサポートの事業です。

申し込みは直接施設に行うこととしており、申請の具体的な仕方はその施設がそれぞれ定めています。
あるゼロ歳のこどもを持つお母さんから、病気になり育児がきつくなったので申し込みのために施設に電話したところ「毎週木曜日に説明会をしているのできてください」といわれ、説明会にいくと「利用したい2週間前までに申請してください」といわれ、さらに「利用は必ずできる訳ではない。必要の度合いで決める」といわれた。2週間前に病気になる予測はつかない。今がきつくて申請するのに2週間なんて待てない。病気の時は、すぐに対応していただけるよう改善してほしい」という要望がありました。

前もって予測ができる就労や結婚式等とちがい、病気や育児疲れ、葬祭は予測がつきません。そのような時の「緊急・一時保育」について、早急な受け入れを行う改善を求めました。

こども本部長は「一時保育の利用状況は施設ごとに異なるので、円滑な利用にむけ、利用者の視点に立った情報提供の充実について、区役所と連携し、努める」と答えました。区役所がコーディネートも含めて、速やかに対応できるよう改善を求めました。