このまちで子育て

安心して出産できるとりでとして、川崎発の総合周産期母子医療センターが3月にオープン

2010年2月22日

新しい命の誕生には、命を宿し出産するお母さん、そして生まれてくるあかちゃん母子ともに無事でなくてはなりません。最近は,産科医師の不足、分娩施設の減少に加え、ハイリスク出産が増加し、いたましい事故が増えるなか、安全・安心な出産をキチンと保障するためのとりでとなる周産期救急医療の充実が叫ばれていました。

川崎で待望の総合周産期母子医療センターが聖マリアンナ医科大学病院で3月からスタートします。総合周産期母子医療センターとは、母体や胎児・新生児に関するあらゆる事態に24時間体制で対応し、高度な専門医療を提供する母子のための救命救急センターです。
すでに聖マリアンナ医科大学病院では昭和58年から新生児集中治療室〈NICU〉を備え、すでに9床が稼動され神奈川県の周産期救急基幹病院としての役割をこれまでも担ってきましたが、今年度NICUを3床増床して12床、母体・胎児集中治療室(MFICU)が6床、新生児一般病床=いわゆる後方病床が24床整備され、3月に開設の運びになったものです。

開設にさきだち、2月20日内覧会があり、中をみせていただきました。医療関係者や行政からは県知事、市長をはじめわたしたち議員も大勢参加しました。

いただいたパンフに「いのちを守り愛をささえる」「ひとりでも多くのおかあさんに安心して出産をしていただくために、今後とも最高の技術をもって最善の”心ある医療“を目指し、努力してまいります」とあります。スタッフのかたがたの熱意と努力に感謝し、川崎の医療充実、安心して出産ができる体制充実を心から思いました。

1安心して出産できるとりでとして 総合周産期母子医療センターの入り口で

2安心して出産できるとりでとして NICU〈新生児集中治療病床〉

3安心して出産できるとりでとして MFICU(母体胎児集中治療室)

4安心して出産できるとりでとして GCU(新生児一般病床)