9月9日夜7時から「川崎民主市政をつくる会」が擁立した君嶋ちか子さんの決起集会が開かれました。7時前に到着したのですが、すでに1階は満席で2階席で君嶋さんの話を聞きました。
ともかく自分のことばで話すのがとてもすばらしい。淡々とお話しするのですが、気負わず自然体で飾らない。ノー原稿で自分の考えや思いがあふれるように ことばで表現できるのはすごいと思いました。
君嶋さんは「6月に表明してからの活動は楽しい」と。何が楽しいかというと,一つはいろいろな人と会って、いろいろな話ができて楽しい。活力がわく。二つは知らなかった地域に行くことで毎日新しい発見がある。三つは今、みんな大変な生活をしている中で、いろいろな運動をしている人がいる。がんばっている人たちがいる。新しい運動の芽を感じ知ることができる喜びがある。四つは人の温かさを感じることができる。思いがけない人からがんばってと声をかけられるのがうれしい。
こういう思いのなかで、人間としてとてもうれしいと実感している。みんなが安心して暮らせるいい社会をつくっていきたいと本当に思う。
君嶋さんは政策を語ったあと、もう一つ話していい?と司会者に確認して、最後に「36年間公共職業安定所で働いてきたが、その期間中に労働者派遣法が改悪され、労働行政がどんどん悪くなっていった。そして2008年のリーマンショック以降は、派遣労働者が大量に使い捨てにされ、職を失い住まいを失う人たちが大量に生み出された。その時に、働く人が痛めつけられていくのをみてきた。川崎市内の大手企業も何千人、何万人のリストラ計画が公然と語られるようになったとき、ここまで労働行政が悪くなったのかと思った。阿部市長は共産党市議団が「市長としてリストラをするなと申し入れるべき」と質問したときの答弁で、「企業の高度な経営判断」といって何もしなかったということだが、私はそうはしない。大企業に無法なリストラはするなと申し入れる。労働者の働く権利を守りたい」と話しました。本当に一番拍手が多かったと思います。
君嶋さんで福祉を充実する市政に代えられたら、本当にうれしいと、参加した皆さんも心から思ったのではないかなと思います。みんなでがんばろうー。
川崎民主市政をつくる会のホームページは http://www.egao-kawasaki.com です。