12月20日一般質問に立ち、就学前人口が増える中、妊娠中から就学前の母子保健事業を担う区役所保健福祉センター・児童家庭課の体制の強化を求めました。
2012年度の乳幼児健診の実施率は3か月健診が97,9%、1歳半健診は95,9%、3歳児健診は94,2%です。4ヶ月までの赤ちゃんのいる家庭すべてを訪問する「新生児訪問」と「こんにちは赤ちゃん訪問」は合わせて89%の実施率。私は、実施率を上げる保障は,この他、予防接種、育児相談、虐待防止等と多忙を極めている保健師さん等の体制の強化が必要と主張しました。
認可保育所の入所申請の窓口対応として今年4月に「子育てサポーター」が配置されましたが、申請がますます増加していることと、申し込んでも入所できない人への親身な対応とコーディネートまで行う窓口の増員を質問しました。
こども本部長は「早急に区役所、支所の相談窓口の体制の充実を図る」と答弁しました。私は年明けからの増員を要求しました。
2012年の女性相談件数は1,207人、延べ件数は9,981人で、一人当たりの相談回数は平均8,26回です。近年増加傾向のDV相談などにのる女性相談員は、各区1人で、そのうえ勤務時間は9時15分から16時までの非常勤勤務で、これでは対応できないとして2012年に私は女性相談員の常勤化と保健福祉センターに専門職種を配置し組織的なフォローアップを図るべきと質問しました。こども本部長は検討すると答弁し、今回その状況を質問しました。
こども本部長は「保健福祉センターに社会福祉職、心理職等を新たに配置し、専門職との連携により組織的対応を図っている」と答弁しました。