4月20日(日)、子母口わかば保育園の内覧会に出席しました。公立の子母口保育園が民営化され、社会福祉法人神奈川県民間保育園協会が運営する保育園としてス4月からスタートしました。園舎が改築され、随所に工夫がされ動線がよく考えられていると思いました。定員が子母口保育園の時より10名増えて130名になり、保育時間は朝7時から20時まで、一時保育も行われます。
3月31日まで子母口保育園の0歳児から4歳児クラスだったこどもたちは、4月・新年度は1歳ずつ進級し,改築された新しい園舎での生活がはじまります。
乳幼児ですから、慣れ親しんだ保育士が変わることへの不安の大きさははかりしれないほど大きなものです。ましてや,民営化は、4月1日から職員が総入れ替わりすることです。そのことによる乳幼児への影響を最小限にするために、半年間、民営化の保育園の保育士との合同保育を行って,引き継いでいきます。
その半年間,合同保育を行うことで、公立の保育士さんは、保育内容や一人一人の園児の状況や行事などを,民営化園の保育士さんに伝えていきます。私は何人もの公立の保育士さんから半年間の引き継ぎすることの思いをきいたことがあります。最初は切ないけれど、子どもたちが不安にならないように新しい保育士さんに慣れ,安心して4月から園生活ができるようにの思いで,丁寧に引き継ぎをするといっていました。その思いに子どもへの愛情を感じました。
園長先生とひとりの保育士さんが、私もかつて一緒に働いたことのある仲間でした。二人ともとても熱心な保育士でした。「引き継ぎ大変でしたね」と声をかけると「新しい保育士さんたち、みんな前向きで一生懸命だったから、安心して引き継ぎすることが出来た」と言っていました。
関わる現場の双方の保育士さんたちの一生懸命の努力を感じました。