このまちレポート

JR津田山駅橋上駅舎化についての要望書提出

2014年5月3日

「津田山駅と周辺をよくする会」は3月末の地元説明会で住民からでた要望やその後寄せられた意見などを「JR津田山駅アクセス向上等整備事業についての要望書」にまとめ、5月2日、まちづくり局交通政策課に届け、要請しました。用水路の件や工事に関する要望などはJRとも積極的に交渉していただき、待望の駅バリアフリー化とアクセスが向上するとともに近隣の皆さんも納得できるような設計・施行になるよう要望しました。私と宗田裕之さんも同席しました。

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◆近隣住民のプライバシーの保護への対策を

自由通路や駅舎壁面がガラス張りでは、近隣の住居内が丸見えになってしまい、プライバシーが侵害されるという事については、一部壁面やくもりガラスを設計に反映させたいと検討中との事でした。これらを考慮した詳細設計が出来た段階で、説明したいとのことでした。

線路沿いの用水路ののり面を有効に使う事については垂直に使うよう検討

しているとのこと。「JRの用水路(一部市の用水路もあるとのこと)に蓋をして歩道にすればグランドを使う幅を少なくできる。(上図A)また平瀬第2踏み切りを横断しなくてもよいように平瀬第2踏切側の水路上も活用して歩道に出来ないか(上図B)」については、学校のプールの高さの関係で課題があるとのことでした。いずれにしてもJRとの協議をしっかり行うよう求めました。住民からは、平瀬第2踏切は幅員が狭くて危険性があり、市の打ち出した「アクセス向上対策」は踏切を横断しなくてもよくすることなのだから、水路上の活用の場合の課題への方策をJRとともに考えていただきたいという意見要望しました。

◆エスカレーター設置または大きめのエレベーターを

エスカレーターは面積上無理だが、北がわのエレベーターは、ストレッチャーがのれる大きさ,南側は11人乗りになるとおもわれるとのことでした。

ホームの屋根の延長を(JRへの要望)

ホームの大規模改修と同時に設置する方が効率的であり近隣住民への影響も少なくてすむので是非同時設置をJRに要望してほしいと伝えました

◆既存駅舎跡地を駐輪場にする計画だが、少しセットバックして歩道の確保が出来ないか。(上図C)

◆駅前空間広場に車の乗降スペースがとれないか,交通安全上からも必要と思われます。(上図D)

自由通路の屋根に太陽光パネルの設置を

◆工事に関する要望

工事が夜間になるが騒音と振動がどのくらいでるのか、その対策はどうするのか、工事に関して早めに内容、方法、スケジユールなどJRからも説明してほしい。事前の家屋調査の実施や被害補償もJRをふくめて取り決めてほしい。工事中の苦情.要望の窓口を市.JRとも明示してほしいと要望しました。工事は3年間で長く、終電と始発の間の時間帯の工事になるのですから、睡眠障害や体調不良になるのではという心配がだされました。

工事着手前に説明会を行う事になるということでしたが工事直前ではなくなるべく早く行って,住民の要望をしっかりくみとっていただくようJRに伝えてほしいと要望しました。