7月9日、高津区内の4中学校を市教委の担当課長同行のもと、市民3名とともに訪問して2016年度から実施予定の中学校給食について,自校方式が出来ないものか、校長先生と意見交換し、学校施設をみせていただきました。
橘中学校の生徒数は966名で来年あたりは1,000名を超える推計とのことで校長先生は教室として目一杯。校庭も部活はローテンションをくんでいる。中学校給食の配膳室はB棟の1階部分につくるしかないかと思っているとのこと。
高津中学校は441人、2019年には561人になる推計。中学校に隣接する久本小学校の給食室からいいにおいが流れており、敷地の境界あたりの空き地に小中の親子方式調理場が整備できないものかと思いました。
東高津中学校は,482人。19年の推計は612人。過去4年間で100人・2クラス分増えた。普通学級の確保に目一杯。少人数教室も特別支援教室もとれないうえ、校庭が狭くしかも3角形で使いづらい。配膳室のスペース確保が課題とのこと。
西高津中学校は789人、19年の推計は917人。校長先生は配膳室をどこにとれると考えるのか担当課長に聞くなど、スペースが目一杯であるとのこと。
これまでも人口が急増してきた高津区は,今後も生徒数が増加の推計で、敷地内の調理場の整備はなかなか厳しいなかですが、給食は教育の一環であり、自校給食の良さを活かした中学校給食にするには、学校との協議と合意、知恵と工夫が必要と感じました。