神奈川県知的障害者施設保護者会連合会の会長さん及び川崎市きずなの会のみなさんと懇談しました。
第1の要望は、入所施設が足りない中で短期入所の要望は切実だとして、短期入所利用への対応を求める要望です。
第2は防災訓練のあり方の検討をお願いする
第3は就労支援の充実として、庁内の役務を障害者に受注してほしいという要望です。
第4は「老朽化施設の改築を」・・授産学園、柿生学園がかなり老朽化しているので改築してほしい。昨年も老朽化問題が出され、私達は、11月に両施設を訪問し、中を見せていただき施設長さんからお話を伺いました。
柿生学園は1986年に開設され、園内には雨漏りの痕跡が天井にいくつかありました。入所定員は60名、短期入所は宿泊4名、日帰り5名を受けているが、とても希望が多く、2か月前の予約があっという間にいっぱいになるというお話も伺ってきました。老朽化対策として、20年先を見据えた改修が必要でその際には、地域で生活する方々も支援するために現状でもニーズが非常に高いショートステイなど在宅支援を拡充したいというお話も伺いました。
授産学園は1981年開設、33年経過しています。入所支援と日中の生活介護は50名、短期入所は4名の定員です。もともと山林地を造成して建設したとの事で、広い敷地を有していますが、バリアフリーになっていない事と県の急傾斜地に指定されていますが、地盤と雍壁に亀裂が見られる箇所もあり、具体的な方針や内容も添えて立て替えの要望を市に提出されているとの事でした。中を見せていただきその必要性はとても大きいと思いました。
第5は、「高齢化等に伴う施設の充実を」については、日進町福祉センターの跡地活用施設整備基本計画のなかに、特養ホームの計画がありますが、ベッドの一部に高齢障害の方の入居枠を設ける計画になっている事についての意見等がだされました。