このまちレポート

戦争するな、くらし・福祉まもれは市民の声

2015年4月9日

「また戦争するようになってしまうのかと思うと本当に怖い。今度の選挙で勝って絶対やめさせてほしい」と訴えた若い女性。「10%になったらもうやめるしかない。増税するなと言ってくれ」と訴えたラーメン屋さん。中学生までの医療費無料化を求める請願署名を、初めて街頭に立って集めた無党派のお母さんたち。「苦しいのは自分だけかもしれないが、手を差し伸べてくれないこんな政治が悔しい」と切々と訴えた障がいの子をもつ高齢の母。これまで、選挙中も、市民の皆さんから、くらしや営業の切実な願いがたくさん私たちに寄せられてきました。

私は、安倍政権が進める戦争立法は、まさに憲法9条を根本から否定する戦争立法になる、子供たちや孫たちのためにこんな法律を作らせてはならないと訴えてきました。10%への消費税増税はくらしや営業を脅かす、やめようと訴えてきました。川崎市政では、港の開発や市内最大級の2本の橋など、1400億円もの税金の無駄づかいをやめれば、中学卒業までの医療費を全員無料にし、保育園や特養ホームの増設で待機者をなくし、全小中学校学年で35人以下学級を進めてゆとりある教育ができる、介護保険料の引き上げをやめ、高齢者の医療費窓口負担を1割におさえることができると訴えてきました。

他候補はどうでしょうか。共産党以外の政党候補者は「戦争立法」に一言も触れません。「川崎の財政は厳しい」とさかんに強調しても、大規模開発の無駄遣いやめよとは言いません。1m1億円といわれる川崎高速縦貫道を「早く完成させる」という候補者もいます。教育の改革を言っても少人数学級の拡充にはふれません。税金の使い方を切り替えることなしには、市民のくらしを守り福祉を充実する市民の願いは実現できないからです。3月議会で共産党が提案した中学生までの医療費無料化の条例案に反対したのに、選挙公報に「小児医療費無料化を中学校3年まで拡大」と書く候補者もいます。

私は、共産党の議席を増やさないと、平和、くらし、福祉を守ることはできないと決意して、高津区2議席に挑戦することにしました。非常に厳しい戦いです。1票、2票をあらそう大激戦、大接戦になっています。最後まで当落線上ぎりぎりのたたかいです。勝ち抜くにはみなさんのお力添えがどうしても必要です。みなさまのつながりで、あと2人、5人、10人と石田和子への支持を広げていただくことを重ねてお願いいたします。

石田和子