介護保険計画は2015年度から17年度までを第6期として策定されています。
今年4月の待機者は5,307人(昨年10月時より−62人),中でもなるべく早く入所したい人は3,844人にも上り、少なくても第6期期間中の入所を保障すべきです。しかし、市の新しい整備計画は400床、本来2014年度中の開設が遅れ第6期にずれ込んでいる2カ所を加えても604床です。整備計画の引上げを求めました。その際、公有地の活用を推進すべきと求めました。
「高津区優先の選考を3月中に行なう」の3月議会の答弁を受けて
現在、第6期期間中の分かっている整備も含めると全市54カ所、4526床です。
このうち、一番多いのが麻生区10カ所、957床に対し、高津区は4カ所318床とさらに格差が広がり,ベッド数は全体の7%、麻生区と比較しても30%のみで圧倒的に不足しています。この間何度も質問を繰り返す中で、具体的なスケジュールを明らかにしてきました。
① 高津区の整備について第6期計画を策定する中で検討する(2014年3月議会)
② 「2017年度の開設に向け民有地を活用した法人の選考作業を進めている」(2014年12月議会)と答弁。
③ 「高津区を優先にした民有地を活用した法人の選考を3月中に行なう」(2015年3月議会)と進んできました。
約束どおり2017年度開設の取り組みを
今議会では選考の結果について、今後の取り組み,2013年6月議会から繰返し提案してきた「久末大谷市営住宅跡地」の見通しについて質問しました。
局長は「現在、民有地の最公募を行なっており、その結果を踏まえ、大谷市営住宅の活用について検討して参る」と答弁しました。
3月末の選考は不調に終わったので、その後5月14日から7月一杯まで再公募中であること、選考結果は9月の下旬頃になる。その結果、民有地の確保が出来ない場合は、大谷市営住宅跡地を含めた公有地の活用の検討を関係局と始め、公有地を活用した公募にはいるということです。