大山街道片町踏切は踏切内の歩道が狭く遮断機が上がった時に多勢の歩行者,自転車、車が一斉に横断するので大変危険な踏切です。安全対策として都市計画道路溝ノ口線の整備事業の取組が始まっています。取組み状況など住民から聞かれる事が大変多いので建設緑政局長に質問しました。高津区市政研究会でも毎年予算要望しています。
① 現在の取組状況と今後の取組についてー局長は「溝ノ口線は全長220mの道路で、踏切の除却にあわせ、道路の拡幅とともに、JR南武線をアンダーパスで立体交差化し、踏切事故の解消や交通混雑の緩和などをはかるもの。これまで、測量や基本設計を実施し、JR東日本との交差協議を終えたところ。現在、交通管理者と協議を進めており、今年度末を目途に事業認可を取得し事業に着手してまいりたい」と答えました。
② アンダーパスは勾配がきつくなるので自転車の安全対策が必要と考えるが対策は? 歩行者の防犯安全対策として照明灯の設置が必要と考えるが設置について、道路の幅員は何mか?ー局長は「平成25年7月に開催した住民説明会では車道幅員7m、歩道は両側3mの整備案を説明している。この案では、自転車は車道の通行が基本となるが、本路線の車道は、トンネルの前後が急勾配となっている事から、走行する自転車に対しては安全上の課題がある。このことから、現在、自動車、自転車、歩行者の通行を明確に分離する構造案を含め、交通管理者と協議・調整を進めており、利用者が安全に通行できるように配慮したい。また、視認性の確保や防犯上の観点から、十分な照度が確保できるよう照明を設置するなど安全対策に取組む。」と答えました。
③ 住民説明会はいつ頃に行なうのか?—局長は「現在、交通管理者と協議を進めており、今年度末を目途に事業認可を取得する予定なので、適切な時期に開催する。地域の皆様には整備計画とともに事業の必要性や効果などを丁寧に説明し十分ご理解頂けるよう努めて参りたいと考えている」と答えました。
住民への丁寧な説明を求めました。