2日、幸区にある社会福祉法人 育桜福祉会の運営する障がい者生活介護事業・こぶし園に訪問しました。
育桜福祉会の星事務局長さん,竹内施設長さんからお話を伺い、施設の中を案内していただきました。ちょうど、午前中の活動をされていました。指導員の方が、お一人お一人の得意とする作業の支援を行ないながら、作品を仕上げているとの説明をしていただき、紙すきやさくら紙、押し花でハガキや封筒、お年玉袋の品物として完成された作品をみせていただきました。色彩もすてきなハガキ等に仕上がっています。やさしさとあたたかさを感じる作品です。
こうした活動は、「作業そのものがメインではなく、こぶし園に行ったら、これをするんだ」という楽しみをもち、生活リズムをつくる為に行なっているとのことです。
食事が、個々にあった調理方法で、本当に細やかな配慮がされていました。そしゃくや嚥下等の状態に併せて、1つの献立ですが「普通食」と「ソフト食」「ペースト食」がつくられていました。一度、外部業者に委託したそうですが、個々に応じた細やかな配慮をしてもらうのが、困難になり、また直営に戻したとのことです。ちょうど、配膳がされ始める時間で実際にみさせていただきました。
いくとおりも調理方法が配慮されているのに感心しました。とてもおいしそうです。外部から専門家にきていただき、栄養士、看護師参加のもと、食事の様子を見てもらい,嚥下の機能、食べさせ方など総合的に検討する「摂食カンファレンス」を年5回もっているとのことでした。
施設長さんをはじめスタッフの方々が一人一人に寄添って支援しておられる雰囲気をとても感じました。20年前後の経験を積んでおられる方がたを始め、10年前後のスタッフが中心に働いておられるとのことでした。
11月7日はふれあい祭りということで、プレイルームにはバルーンのアーチが準備されていました。自主製品の販売や、バザー、模擬店などもりだくさんの企画があるようです。千客万来、笑う門には福来る。笑い〜笑タイム〜のチラシいただきました。楽しそうですね。