議会活動報告

JR津田山駅の橋上駅舎の取組と 片町踏み切りの遮断時間について質問しました

2015年12月20日

1218日、一般質問にたちました。

(石田質問)

経費縮減の必要性から、工事着手が延期されていたJR津田山駅について、第1期実施計画素案に、「橋上駅舎化に関する工事着手」と盛り込まれました。6月予算議会答弁では、駅舎の規模や、杭基礎の施行方法の見直しで経費削減を図る検討を進めているとのことでした。それぞれどのように縮減するのか伺います。住民のみなさんは、延期になったことでたいへん心配しています。工事着手の時期と事前の住民説明会を持つべきと思いますが伺います。また、供用開始までのスケジュールも伺います。

(まちづくり局長答弁)

はじめに,事業費の縮減については、施設管理者等との協議を行ない、建物規模の縮小等とともに、線路内に配置していた基礎杭を線路外に配置する構造の変更をおこなってまいりました。これにより、基礎杭の施行につきましては、線路閉鎖している夜の時間帯に行なう計画でございましたが、昼の時間帯に行なうことといたしましたので、事業費の縮減を図ることが可能となったものでございます。

次に、今後の予定につきましては、JR東日本との費用負担等の協議調整を行ない、同社と施行協定を締結した後、契約手続き等を経て、平成28年度に工事に着手し、平性30年度をめざしてまいります。

なお、同社との工事施工協定を締結した後、事業内容等について改めて地域の皆様に説明会を開催するとともに、工事着手前には、詳細な工事内容等について説明会を開催してまいります。

(石田質問)

次に、住民の皆さんから寄せられた意見、要望について、この間、提案し、実現方を求め、前向きに検討、対応していただいておりました。それらについて、現状と今後について確認させていただきます。

新しい駅前空間に車の乗降スペースの設置について、道路管理者と、交通管理者との協議状況について

近隣住民のプライバシーを守る観点から駅舎、自由通路の壁面の一部を曇りガラスや壁構造に変更することを、詳細設計に盛りこんでいましたが、今回の見直しでも担保されているのか

駅舎整備時に、駐輪場を既存の駅舎跡地に整備することについて、

平瀬第2踏み切り側のアクセス向上策として、水路の上の通路の設置について、課題含め引き続きJR東日本と協議することになっていた件について

ホームの屋根をホーム改修と一緒に延長することについて

以上伺います。

(まちづくり局長答弁)

始めに、新しい駅舎北側の都市計画道路小杉菅線への停車帯については,道路管理者との協議が概ね終了し、今後交通管理者との協議に入る予定でございます。

次に駅舎壁面の設計変更につきましては、近隣住民の方々の要望により、プライバシー保護の観点から、JR東日本と協議し、詳細設計に置いて駅舎及び自由通路の壁面の一部を、ガラスから曇りガラスや壁構造に変更したものでございます。この変更につきましては、今回の見直しにも反映しているところでございます。

次に、駐輪場につきましては、駅舎整備時には、駅舎の位置を変更する為、既存の駅舎は撤去し、跡地に駐輪場を整備することについて、本市と同社との間で合意しております。

次に、平瀬第2踏切側からの水路上部を利用した通路設置につきましては、水路部分等の敷地が狭隘であり、また隣接する道路との高低差がある等様々な課題がございますので、それらの課題を含め、引続き、同社と協議し、検討を行って参ります。

次に、ホームの屋根につきましては、駅舎整備時には,武蔵溝ノ口駅よりにホームの屋根の一部を存地することから、現在よりも屋根は延長される予定でございます。

(石田質問)

次に大山街道片町踏み切りの遮断時間について伺います。

大山街道踏み切りの安全対策として、「都市計画道路溝の口線」の計画が進められています。しかし、まだ長い期間がかかる取り組みですので、完成までの応急対策を求める声があります。片町踏切について、下り電車の遮断時間のほうが、上り遮断時間よりも、1分ほど長く下りており、この時間の短縮化ができないかという意見がよせられています。

・1本の電車が走行する間の警報機がなっている時間と遮断機が下りている時間設定について、お示しください。時間帯によって設定が同じなのか、違うのか。違うようでしたら、内容をお示しください。

・1日の時間帯について、上りと下り、それぞれの電車の通行本数と遮断機が下りている時間について、お示しください

(まちづくり局長答弁)

始めに、踏切の遮断につきましては、JR東日本によりますと,鳴動時間を確保するため、踏切数百メートル手前の検知装置を列車が通過することにより、警報がなり、遮断機がしまるように設定されている為、時間帯による設定の変更はないとのことでございます。

なお、武蔵溝ノ口駅近接している大山街道踏切につきましては、上り列車は踏切を通過した時点で、遮断機が開きます。一方、下り列車の場合は、駅に進入する際に遮断機が閉まり、駅を発射し踏切を通過するまで、遮断していることから、下り列車の遮断時間の方が長くなっていると伺っております。

次に、大山街道踏切を通過する車両の運行本数につきましては、上下線とも約180本、計約360本と伺っております。

まmた、踏切の遮断時間につきましては、1日あたり約7,3時間。ピーク時においては、1時間あたり35訃音でございます。

(石田要望)

遮断時間は、ピーク時については1時間当たり35分とのことです。遮断時間のほうが10分も長い状態です。また、下り電車が溝の口駅に進入する際に遮断機が閉まり、駅を発車し、片町踏み切りを通過するまで遮断していることから、下り電車の遮断時間のほうが上り電車より長くなっているとのことです。JRが「賢い踏み切り」を導入するのは、遮断時間が40分以上の踏み切りということですが、踏切内の歩道は一人しか歩けない程狭く、遮断機があがった瞬間に双方から人と自転車がひしめきあい、すれちがい、車と接触しそうになるほど、危険な踏切です。都市計画溝の口線の整備は、まだまだ時間がかかる事業ですので、その間の対策として、下り電車の踏切の遮断時間の短縮化について、JR東日本に是非要望していただくことをまちづくり局長に求めておきます。