2010年2月22日
川崎市は2月15日、市議会まちづくり委員会で、武蔵溝ノ口駅以北の片側改札の5駅について、駅アクセスには踏切遮断時間が長く不便であり、多くの人と車が接近し、特に児童にとって危険であることから、乗降人数や踏切の歩行者・車の交通量、踏切歩行空間の混雑度など、橋上駅舎化の効果等の比較、評価を行い、5駅について、「安全性の確保、地域分断」の対策を明らかにしました。
久地駅は橋上駅舎化 津田山駅はエレベーターつき跨線橋)
稲田堤駅―乗降人員、混雑度,踏切横断児童数全ての指標で最も数値が高く最優先で橋上駅舎化を行う
中野島駅、久地駅―乗降人員が多く稲田堤駅に続いて橋上駅舎化を行う
宿河原駅―既存跨線橋の耐用年数等を考慮し3駅の整備後に橋上駅舎化の整備を検討する
津田山駅―「エレベーター付き跨線橋」を整備、早期整備に努める。
今後の取り組みは
川崎市はこの方策に基づいて事業化の検討を開始し ①橋上駅舎化駅は、駅前のアクセス整備について検討する ②JR東日本との協議調整を進めるとともに地元への説明を行い、具体的な整備の検討に着手するとしています。
まちづくり委員会の答弁によると、検討の過程によっては時期や順番に影響が出るが、1駅およそ6年程度かかる見込みとのことです。