想像を超えるこどもの力で運営するゆめ横丁のとりくみでした。
手づくりのメインゲートをくぐると、真っ先に飛び込んできた〈アルバイトセンター〉アルバイトを募集してい
て、登録するとハッピを着て、お店の手伝いをするようです。小学低学年の子がハッピを着せてもらい、こっちの店ですよとスタッフに案内されていました。マリオ横丁、バナナの幸福横丁、青空横丁、3つの商店街があり、なわとびや剣玉などの遊び用具をかしだすテントもあり、両替所、インフォメーションセンターまであります。
ずらっと並んだお店も全部木材を使って屋根と囲いをつくり、カウンターもあります。スープやさん、あめやさん、ポップコーンやさん、ホットケーキやさんなどのたべものから、手づくりのわりばし鉄砲でしゃてきやさん、くじ引き屋さんなど、全部で30以上のお店屋が並びます。
私は、スープやさんでわかめスープを注文し、食べました。これがまたおいしいんです。そして、コロコロカップ2016というお店でゲームをやりました。「おいしいホットケーキをどうぞ」と券を頂き、並んでシュガーホットケーキを40円でたべました。どのおみせもこどもたちによる運営がされ、皆生き生きと活動していました。まさにゆめ横丁です。
通り抜けて広場に行くと驚きました。本格的な築山があり、ホースで水がまかれ、山から滑り降りたり、上ったり、すごい光景に思わず「これはすごい!」と本当に声を発してしまいました。こどもたちはずぶぬれになりながら、全身使って遊びにまさに熱中しています。大人たちだれも止めないで見守っている姿も、すばらしいと思いました。どろんこ遊びは本当に心を放出出来る、楽しい遊びです。こんな生き生きとしたこどもの姿を見るのはほんとに久しぶり。にこにこしてしまいました。スタッフにお聞きすると今年5月に土をたくさんいただいてつくったとのことです。ドラム缶のお風呂に3人のこどもが、暖まっていました。
となりで見ていた方がたまたま知り合いの方で、「すごいですね。これは、学校では出来ない取組ですね」と言っておりました。またお孫さんを連れてご家族で来ていた私の友人も「これはすごいね。前からやっているのかなー」と、夢パークの存在とこの取組に感心しきりでした.
小春日和のお天気もこどもたちに温かい日差しをプレゼントしていました。