12月19日一般質問に立ち、保育所待機児童解消について、子ども未来局長に質問しました。
認可保育所に申込んでも入れない(保留児)は、4月2554人から10月4052人に、4月の1,6倍になりました。今年度中の整備予定1895人の定員増でも全然足りないことから10月議会で緊急に上乗せ整備を求め、12月議会で整備状況等を質問しました。
なお、一貫して私たちが要求した公有地活用について、2018年4月開設に向け3カ所、高津区は末長市営住宅の改築に伴い敷地内に60名定員が整備されることになりました。
◆申請急増を当初予算にしっかり反映を!
今年度6月補正も併せ1895人の整備予定にたいし、第5次募集までかけても現在1500人前後の整備に止まり、あとは「既存保育所の定員増や川崎認定保育園の認可化等で1826人の受入枠の確保を見込んでいる。認可保育園の超過受入れや認定保育園の新規認定、幼稚園一時預かりの拡大などに取組んでいる」
また、「来年4月の入所申請は過去最高となった今年度と同程度の増加を見込んでいる」と答弁しました。
▲ 私は、あらゆる努力とともに●利用申請の急増をしっかり見込んだ当初予算を確保すること ●公有地や民有地活用の0歳から5歳児まで一定規模の認可保育所整備に早急に取組むこと ●土地所有者と運営法人を市がマッチングする手法も検討すべきと主張しました。
◆高津区の定員増にあらゆる努力を
来年度に向けた高津区の新規整備は1カ所60名だけ、あとは認定保育園の認可化で60名、小規模保育所の定員増10名の計130名だけ、これでは、圧倒的に足りないと強く指摘し、あらゆる努力を求めました。
◆西高津保育園の民営化(平成31年度)問題
郵政宿舎跡地に200名定員を新設し、平成31年度に西高津保育園を移築民営化すると市が発表。新設地は保育園がない地域で車での通園含め保育ニーズはあると思われるが、移築後、在園児の多くは駅から逆方向に国道246号線の歩道橋を渡るか溝口交差点を超えなければならず、今より通園時間がかなりかかることを指摘しました。
二子、溝口地区は市の選考基準のA6ランクの方でも第8希望までの申請が全部不承諾だったいわば激戦区で、市が重点整備地区と指定している【溝口駅、高津駅周辺】内にあるのに、民営化とともに廃止することは市民の納得が得られないと主張。
局長は跡地の活用は地域の特性など踏まえ今後全庁的に検討していくと答弁しました。