12月から稼働される中部学校給食センターの内覧会があり、同僚議員5人で参加しました。9月稼動の南部センター(1万5000食)に続き、中原区の上平間に建設された1万食つくる大センターです。高津区では西高津中学校と高津中学校の給食がつくられます。
徹底的に衛生管理がされています。搬入業者から届く食材は、荷受室も、肉魚類と野菜類に分けられ鮮度や品質、数量等を検収室で確認され、野菜は皮むき室へ、それぞれ別の下処理室から上処理室等へと続きます.一連の食材の流れは決して交わったり、戻ったりする事なく、直線で進んで行きます.人の流れも、汚染作業区域と非汚染作業区域の床が色分けされ、人も交差したり戻ったりしません。汚染作業区域から非汚染作業区域に移る時は、白衣から三角巾から履物まで全て着替えて移るのだそうです。
煮炊き調理室には、合計15基の蒸気式回転釜が設置され、汁物や煮物等を調理します。調理に使う大きなへらを持たせていただきましたが、かなり重い!これで回転釜一杯の具材を混ぜるのは相当の力が必要だと思いました。15基の回転釜で一度に約1万食の調理が可能との事です。
揚物・焼物室を見て、2階の炊飯室とアレルギー対応調理室を見ました。
揚物・焼物室で、1万食の揚物をするのですから、いくら温度調節を行うとはいえ、高温になるのではないか、健康管理がとても大切になる。1日の携わる人数は何人で行うのか、相当の重労働になるのではないかなど、感想を話しながら帰りました。
南部給食センターの方は始まって2ヶ月たちますが、どんな状況か、子どもたちの反応や評価はどうだろうかと思います。学校に搬入時間は想定どおりか、搬入後、食べるまでの間はスムーズなのか、アレルギー対応は問題なくやれているか、食育はどのように行われているのか等、私たちが課題として述べて来た事についても、ご意見を聞かせていただきながら、よりよい給食になるようこれからも取組んいきます。