南生田小学校の体育館の建て替えに関する陳情審査にあたり、10日、事前の現地視察がありました。ここの体育館は、改修計画があり、すでに平成29〜30年度設計、工事は平成31年度の計画です。築40年、延べ面積590㎡、児童生徒は多摩区で一番多く1033人で、体育館は狭くて老朽化が進んでおり、改修ではなく建て替えを陳情されたものです。
確かに狭くて古い。トイレも狭く体育器具置き場のとなりです。市の改修は外壁の塗り替えや天井の張り替え、トイレの改修等で、建物の躯体はそのままなので面積を広げる事はできません。見ながら、あちこちで議員が担当者にいろいろ質問をしていました。審査日程はまだ決まっていませんが、事前の視察を審査に生かしていきたいと思います。
中学校給食のめざす姿・・「健康給食」
次に向かったのは幸区の御幸中学校です。9月から始まった中学校完全給食の視察です。校長先生は、生徒に好評で、生徒は給食を毎日楽しみにしている。これから寒くなるが温かい、バランスのとれた給食を食べれるのは中学生にとって大切な事とはなされました。
健康給食推進室 学校給食担当課長から、中学校給食のめざす姿は1、とにかく「美味しい」中学校給食 2、自然と「健康」になる中学校給食、3、みんなが「大好きな」中学校給食との説明がありました。今日の献立は麦ごはん、さんまのかば焼、切り干し大根のさっぱり合え、ジャガイモのみそ汁、牛乳です。
配膳室を見て、特別支援学級、そして1年生の教室のろうかへ。給食当番がエプロン、帽子、マスクを付けて、配膳室から食器、食缶を運び、教室で配食、盛りつけするのを見ました。1年生が、小学生の時にやっていたので、覚えていてスムーズだったとのこと。なかなか、和やかに楽しそうでした。給食おいしいですかと、何人かに聞くと「おいしいです」との答えがかえってきました。「残すことはない」ともいっていました。一通り、配膳が終わったところで、ごはんのおかわりにくる子が次々と、中にバスケをやっているという背の高い男の子が、山盛りのごはんを盛りつけていました。成長盛りの中学生の心身にとって中学校給食が始まってよかったと思います。子どもたちの笑顔を見るのは楽しい事です。
子どもたちが食べ始めたあと、私たちも試食をいただきました。おいしく、また量も私にとってはたっぷりでした。ジャガイモ、油揚、ネギのお味噌汁もあたたかく、全体的に味付けもやさしかったと思います。食器もさわり心地がよくて適度の重量感があって良質とおもいました。
中学校給食の実施にむけ、安全、安心、おいしい、バランスのとれたいい給食になるよう、給食センターで給食をつくり、運び、配膳し、生徒が食べ始めるまでの課題をさまざま議論してきましたが、教育委員会も、現場の学校も一生懸命取組んでいるという感じでした。1回でも事故があったら大変です。そういうことがないように、取組んでもらいたいと思いますし、私たちも充実に向けて議会で引続きとりくんでいきたいと思います。