1 福祉キャブ運行事業の拡充について
2 精神科救急医療体制の整備について
3 重度障害者の訪問看護体制について
4 産後ケア事業について
5 市営久末住宅のトイレの改修について
です。
そのうち、今日は
1 福祉キャブ運行事業の拡充について報告します
この事業は、車いすを使っている方や全身性障害のために移動が困難な在宅の重度障害者の方の移動手段を確保するために、リフト付き自動車を市内のタクシー会社に運行委託し、財団法人川崎市身体者協会の事業として実施しています。川崎区に3台、幸区、多摩区、麻生区に1台ずつで計6台が運行し,H21年度は年間4580件の利用でした。年々利用者が増え続け、利用時間が重なったために利用できない方が約760件もいました。利用者や身体障害者協会から時間延長や、もっと台数を増やしてほしいなどの要望があり、中原区、高津区、宮前区に1台づつの増車か、せめて中部に1台増車できないか、福祉キャブの買い替えや時間延長できないか質問しました。
健康福祉局長は、年々対象者が増加しているので、身体障害者協会と協議しながら、出来るだけ早く 障害者移動支援事業全体の見直しの中で検討を行うと答弁しました。
私は、移動支援事業全体の見直しの中で検討するとの答弁だが、福祉キャブや福祉タクシーなどの移動支援事業はどの事業も個々の障害特性に沿った必要な事業であり、それぞれ拡充が求められていると指摘し、福祉キャブの利用希望時間が重なるために使えないことがないよう、増車の方向で検討してほしい、と要望しました。