2007,12,29, Saturday
9月の台風9号で床上浸水した溝口と久地地区の被害発生の原因究明や再発防止策、住民と一体となった危機管理体制をつくるべきと質問しました。
9月議会で、建設局長は「水門の操作は降雨情報などを得て、建設センターにおいて、現地の状況を見ながら行っている」との答弁がありました。
12月議会では、被害発生の原因については川崎市防災情報による10分ごとの平瀬川の増水状況や降雨量調査も行い、さまざまな角度から質問しましたが、建設局長は「平瀬川の水門は国道246号側の雨水排水を行なうために開けておき、地盤の低い当該地の雨水はポンプで排水する」と答え、はじめから水門は閉めないと言う姿勢に終始しました。
当該地に続く排水管に設置されている逆流防止弁は、水位差で自動的に閉まる機能なのに当日は開いたまま固定されていたと聞きましたが維持管理の明確化と今後の管理点検について及び地盤の低い当該地区の危機管理体制は、当該地域、246側の住民も含めた管理体制をとる必要性があることと、住民との話し合いに真剣に対応すべきと質問しました。局長は「逆流防止弁は、今後管理、点検を徹底する」と答え「住民と今後も真摯に話し合う。排水ポンプを1基購入するとともに、今後どのような対策がとれるか検討していく」と答えました。
水門の危機マニュアルの作成を
私は、今回を教訓に調査・分析を行い、平瀬川が水門より増水した時の水門の危機マニュアルの作成や、当該地及び246号側の地域一帯の住民と危機管理体制をつくるべきことを求めるとともに、地域一他の抜本的な浸水対策を講じ、再発防止に全力を挙げることを強く求めました。