このまちレポート

久地2丁目・溝口6丁目地内の浸水対策が一歩前進します

2008年3月15日

2008,03,15, Saturday

昨年の台風9月の到来で、床上浸水を被った久地、溝口地内の浸水対策について、新年度の予算で、どのような対策を、いつまでにとるのか、3月の予算審査特別委員会で質問しました。 昨年の9月議会、12月議会に続き、3回目の質問です。12月議会で被害の発生原因を質し、ポンプの増設だけでなく、この地域一帯の抜本対策と平瀬川増水時の危機管理体制を住民と合意しながらすすめるべきと強く求めておいたものです。


2008,03,15, Saturday

 

建設局長は
●「かすみ堤と平瀬川に挟まれた地域」―① と
「かすみ堤から国道246号側の地域」―② に分けて、検討をすすめている。

① 地域には、
・低地である当該地区へ、周辺道路からの雨水流入を抑制するため、上流の道路側溝蓋をグレーチング蓋に改良する。

・ 平瀬川の河川管理用通路にグレーチング側溝を新設するなどの工事を、出水期前までに完了させる予定である。
・ 排水ポンプについて、今年度1基購入し、新年度さらにもう1基増設する。

② 地域には
・ 現在、かすみ堤の上流部から水路への流入を抑制するための調査・検討を、6月を目途に進めている。

●住民との話し合いは、現在この地域の浸水対策の検討をしているので、この検討結果をもって、説明を行なう。

危機マニュアルの作成等についても、この検討結果を踏まえ、平瀬川増水時の対応マニュアルの作成や住民を含めた危機管理体制のありかたを検討していく。
と答弁〈要旨〉しました。

かすみ堤上流部から、床上浸水した低地への水路に、雨水が流れこむことを抑制できれば、平瀬川とかすみ堤に設置されている二つの水門を閉めることで、平瀬川からの逆流を防ぐことが可能になると思います。6月目途に調査、検討中とのことですから、 是非、早く工事を行なうよう要望しました。


ポンプを2基増設し、住民との危機管理のありかたも話し合うとのことです。
今後の検証が必要と思いますが、今年の梅雨期や台風シーズンまでに対策が実行されるよう、注視していきます。