2008,07,18, Friday
7月13日の日曜日、全国から横須賀港に隣接する公園に3万人余が集まり、米軍基地の再編・強化反対、原子力空母の配備を許すなの集会がありました。
高津からもバス2台で、参加しました。炎天下でじりじりと太陽が照りつけるなか、私たちは早く到着したので、まずは木陰に座ることができました。
福井・美浜原発に匹敵する2基の原子力を積む原子力空母ジョージ・ワシントン。5月、横須賀に向かう途中、6時間も燃え続けるという重大な火災事故を起こしたばかり。原因も明らかにされないまま。その動く原発が東京湾にやってくるのです。放射能事故が発生すれば、人口が密集する首都圏3000万人の住民の命が脅かされることに。川崎市民の大部分が被爆、強制非難の対象となり、首都圏の半分が被爆するということです。
湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争・・・いつも横須賀を母校にした空母の艦載機がミサイルの第一撃を放っているという、その空爆や攻撃で、たくさんの市民が、こどもが、犠牲になっているのです。正当化できる戦争はありえません。
原子力空母配備のために、横須賀基地のバース工事に128億円、港の浚渫工事に64億円も注ぎ込まれていると聞きました。池子への米軍住宅増設計画、岩国への米艦載機移転のための経費も「おもいやり予算」の名による国民の税金。グアムへの米軍基地の建設の7000億円もなぜ日本の税金が使われるのか。その一方で、医療や福祉がつぎつぎ削減され、さらに消費税増税もしようとする。
やはり国民は怒らなくては。
暑さを吹き飛ばして、元気にシュプレヒコールしました。
20代の2年間を一緒に活動した友人に、本当に何十年ぶりに会うことができたこともうれしいことでした。思いもかけない方が、この集会に参加していて広がりを実感できた集会でした。