2009,03,22, Sunday
09年3月22日
地域密着の道路事業や河川事業など住民が安全に生活するために欠かせない建設センターの公共工事ですが、第1四半期(4,5,6月)の発注が本当に少なく、平成19年度、高津区では4月1件、5月は2件という状況でした。そのことが、事業者の年度当初の経営を圧迫する事態を起こしていました。私は、昨年の9月議会の決算審査特別委員会で、建設センターの公共工事の早期発注と平準化を求めて質問しました。
建設局長は、
年度末の2月3月は工事の年度内完成に向けた設計変更や、完成検査を受ける準備を行っており、業務が集中する時期に、次年度発注工事の4月契約に向けた、設計を完成させる必要がある。・・・いろいろ課題があるけれども、4月早期発注に向け努力していくとの答弁でした。
そこで、
①来年度早期発注に向けた取り組みがどうなっているか、
②4月契約の見通しについて、
③第1四半期の執行計画について同僚の石川議員と一緒に調査しました。
(質問は石川議員が行いました)
建設局長は
① 早期発注に向け、昨年10月から各区役所建設センターの所長との会議等を通じて、調整を進めるとともに、関係局とも協議を行うなど早期発注の準備を進めてきた。
② 4月契約のみとうしについては、平成20年度の契約実績は7件だったが、平成21年度については、現時点で約35件を見込んでいる。
③ 平成20年度の第1四半期における執行状況は件数ベースで約12%だったが、平成21年度の具体的な工事の執行予定について、今後、各区役所建設センターとのヒヤリング等で調整を行なっていくが、第1四半期については、件数ベースで約25%を見込んでいる との答えでした。
昨年度と比べても大きく前進したことになります。昨年10月からの準備で改善に結びついているようです。私たちは、課題として、設計を行う技術職員の確保を求めてきたところですが、今後の推移をみていきたいと思います。