2009,05,05, Tuesday
五月晴れにこいのぼりが悠然とおよいでいる「久本薬医門公園」に午前11時につどい、溝口繁華街から溝の口駅デッキまでピースパレードしました。
62回目の憲法記念日の3日、生かそう憲法、輝け9条を掲げ、「5・3ピースパレード高津実行委員会」のよびかけで、今年もピースパレードが行われました。100人以上の参加で、繁華街では大勢の方がたが見る中、沿道から手を振ってくださる人も多く、温かい雰囲気の中、パレードできたと思います。
今年は特に昨年来の大量の派遣切り、雇い止め、新規採用のとりやめが横行しています。憲法25条の「生存権」があやぶまれる状況です。これに対し「非正規きり」など雇用破壊に反対し、5千人を越える労働者が労組を結成したり加入したりするなど、憲法が保障する生存権、労働権に基づくたたかい、運動が広がっています。
来年の5月には憲法改定のための国民投票を定めた『憲法改正手続法』が施行されますが、改憲原案の審査権限を持つ憲法審査会の始動を狙う動きもつよまっています。
しかし憲法9条を守る1点で結成された「9条の会」はわずか5年の間に全国に7千300以上つくられ広まっています。
憲法記念日の前日から3日にかけて、全国各地で、多彩な行事が開かれ、作家の瀬戸内寂聴さんやノーベル物理学賞受賞者の科学者,益川敏英さん、ノンフィクション作家の澤地久枝さんなどの講演、スピーチなど各地で行なわれました。
平和と暮らしのために戦争放棄、主権在民、基本的人権の保障などを定めた現行憲法を守り、生かしていくことがいよいよ重要です。