2007,06,04, Monday
今年4月1日現在、入所を申し込んでも入所できなかった人数は1589人にものぼり、そのうち、おなかま保育所や保育ママ、地域保育園に入所している人数等を引いた人数が「待機児」として、発表されます。
●申し込み人数 14409人
●入所人数 12820人
●入所できなかった人数 1589人
*待機児童数 465人
川崎区 95人
幸区 58人
中原区 71人
高津区 130人
宮前区 37人
多摩区 50人
麻生区 24人
市は07年4月には待機児童をゼロにすると公言したにもかわらず、未達成に終わりました。そのため、緊急対策を4月にだしましたが、07年年度中に認定保育園の拡大や定員を超えた受け入れ枠の拡大などで対応しようとしています。
しかし、定員の超過は現状の床面積の基準から限界があるなど、抜本対策がどうしても必要です。
私は、市の保育基本計画、事業推進計画の推計が、実態からみて甘いことを議会で指摘し、おもいきった認可保育園の緊急増設をするよう一貫して求めてきました。
高津区では07年度に溝口に1箇所新設と08年度に増改築がされますが、それでも人口が急増し、待機児童数が最も多い高津区では、さらなる抜本的な対策が急がれます。