2008,01,30, Wednesday
川崎市議会第5回定例会に於いて、12月19日、石田和子市議が一般質問に立ち、本年9月到来した台風九号で床上浸水した溝口と久地地区の被害発生の原因と再発防止策について質問。
建設局長は「平瀬川の水門は国道246号側の雨水排水を行なうために開けておき、地盤の低い当該地の雨水排水はポンプで排水する」「逆流防止弁は、今後管理点検を徹底する」「今後も住民と真摯に話し合う。排水ポンプを1基購入するとともに、今後どのような対策が取れるか検討していく」と答えました。
石田議員は平瀬川が増水した時の水門の危機マニュアルの作成や、この地域一帯の抜本的な浸水対策を講じるとともに、住民と一体となった危機管理体制をつくり住民との話し合いを真剣におこなうよう求めました。
大井町線沿線の駐輪場拡張整備促進
東急大井町線の高架下の駐輪場増設の取り組みについて、ワークショップのまとめ案の台数は東急の整備台数として決定されているのか等質問。
建設局長は「二子新地駅は平成20年度末までに2箇所、約2000台整備する計画で、高津駅は1770台の計画で2つの駅は将来の需要にも対応できると考える」「溝の口駅の整備計画は「920台プラスα」だが、プラスα分として高津区が1500台を申し入れた経緯があり、今後もより多くの収容台数を確保できるよう引き続き要望していく」と答弁。
石田議員は、駅直近に駐輪場拡張整備にむけ東急としっかり協議するよう求めました。
市民館利用の公平な抽選について、ふれあいネットシステムの改善策を求めました。市民局長は「予約申し込みの公平性を高めるための具体策を検討し、市民優先措置の可能性について協議中である」教育長は「公平性を欠くカード利用には個別に改善指導するほか、具体策の検討をしていく」と答えました。
この他、3箇所の地域療育センターの医師の常勤勤務化を求めました。