８月３１日、建設緑政局長から次のような内容の報告が議員にありました。
「緑ヶ丘霊園は園内が広く、高低差があるため、これまで墓参者、特に高齢者の方から園内循環バスの運行に関する要望が寄せられていたので、このたび緑ヶ丘霊園内の循環バスの円滑な運行の可否や安全性などの諸課題について検証することを目的として、９月のお彼岸の時期に試験運行を実施することになりましたのでおしらせします」

実施年月日 今年の９月２１日（火）、２２日〈水〉

      （園内の渋滞が比較的少ない平日の２日間に実施いたします）

運行時間 午前９時から午後５時

運行ルート 霊園事務所前～噴水広場前～緑ヶ丘霊堂前～長尾口 ～久地口〈折り返し〉

運行本数 中型バス２台、３０分に１便程度

運賃   無料

循環バスの運行について「津田山駅と周辺をよくする会」も要望してきました

この問題では、平成２０年に「津田山駅と周辺をよくする会」のみなさんが、「JR津田山駅への早期のエレベーター設置等」を求める署名活動を行なったときに、津田山駅から霊園内を巡回するミニバスの運行を求める声がたくさんよせられたことから、高津区長宛に提出（平成２０年４月１８日）した「JR津田山駅と周辺を改善するためにお力添えのお願い」の文中と、阿部市長宛てに提出（４月２３日）し津田山駅への早期のエレベーター設置と駅及び周辺の改善を求める要望書」の文中に、循環バスの運行を求める内容を盛り込みました。私も住民の方と一緒に同席し、要望書を提出した経過があります。

以下抜粋しました

「・・・この運動の中で津田山駅から霊園を巡回するミニバスがほしいと言う意見をたくさん聞きました。墓参りに来る方も高齢者が増え、駅からの坂と道のりは大変です。お彼岸やお盆の時期に期間限定のミニバスの運行を検討することを要望します」

また、日本共産党川崎市会議員団の市に対する２００９年度と２０１０年度の川崎市予算要望書・高津区要望書に盛り込み要望してきました。環境局からの回答は「緑ヶ丘霊園については、例年、お彼岸の中日、土、日曜日には、墓参者が集中し、一般車両で渋滞することから墓参バス運行は困難と考えております。そこで、こうした渋滞を避け、例えば、お彼岸中の平日等の園内循環バス運行について、利用者ニーズを把握しながら検討してまいります。」というものでした。

今回試験運行のなかで諸課題を検証し、ぜひ早期に本格運行の実施を願うものです。

               

（PDFファイル 2.429ｋｂ）