津田山駅のエレベーター設置については、ホームの大規模改修が必要になったことから、エレベーター設置が当初案より先延ばしになっていました。エレベーター設置の取り組みや、駅前広場整備の可能性、市が昨年、溝の口駅以北の5駅について駅へのアクセス向上策を発表しましたが、津田山駅については「エレベーターつき跨線橋」を早期に設置するとなっていましたがその取り組みについて以下質問しましたので報告します。
【質問1】
津田山駅のホームの大規模改修の取り組みについて、昨年9月議会では、今年度中に方向性を決定するとのことでした。取り組みの進捗と、検討内容、今後のスケジュールの計画を具体的に伺います。
【まちづくり局長の答弁】
JR東日本からは、ホームの横断勾配等を改善する計画につきましては、当初想定していた以上に地盤が軟弱であることから、ホーム改良の検討だけでなく鉄道の軌道敷まで検討する必要があるなど、これまで調査等を継続しておりましたが、来年度には詳細設計に着手する予定であると伺っております
【質問2】
エレベーター設置に向けてJRとの協議がどうなっているのか検討内要、現状と今後のスケジュールをお示しください
【答弁】
JR東日本からは、ホーム改修の計画を具体化した上で、早期にエレベーター設置等のバリアフリー化を行いたいとの考えを伺っています。また、本市といたしましても、JR東日本とも調整を図り、エレベーター設置を含めたバリアフリー化への取り組みを促進してまいりたいと考えております。
【質問3】
エレベーター付き跨線橋のとりくみについて、検討内要、進捗と今後のスケジュールを具体的に伺います。また橋上駅舎化についての可能性と見解について伺います
【答弁】
昨年2月に策定した「南武線駅アクセス向上方策案」にもとづき、エレベーター付き跨線橋整備に向けて、現在、基礎調査を実施しているところです。調査内容としましては、跨線橋の地上部への設置位置などを含めた配置計画と、これと合わせた敷地の範囲について検討を進めております。
今後のスケジュールについて、今後は基本設計、及び概略設計に続いて詳細設計を進めていくことになります。
なお、工事については、ホームの改良等の状況や駅施設のバリアフリー化等との調整にもよりますが、平成25年度の工事着手をめざしているところでございます。
【質問4】
津田山駅に駅前広場、すくなくてもスポット的な空間の確保を以前から求めてきましたが、駅のバリアフリー化と駅へのアクセスの改善対策をとる中で、対策が図られるべきと考えますが見解と対応を伺います.。
【答弁】
津田山駅は、都市計画道路小杉菅線と水路に挟まれ、また、下作延小学校に近接しているなど、敷地等の制約もございますが、将来の跨線橋及び駅利用者の動線を踏まえ、今後の設計の中で、必要な歩行空間について検討を進めてまいります。
【質問5】
今後の設計の中で必要な歩行空間について、検討を進めていくとのことです。
津田山駅周辺には、緑ヶ丘霊園や北部祭苑等がありますが、待ち合わせ場所もありません。是非空間をしっかり確保していただくよう検討をお願いします。
津田山駅周辺では、どのお宅からも駅のバリアフリー化を早く行ってほしいという要望が強くよせられています。JR東日本のホームの改良の検討と平行して、バリアフリー化や駅前広場、せめて駅前スポットについての具体化に向けた設計の検討なども、同時に行うべきと考えますが伺います。
【答弁】
津田山駅のバリアフリー化につきましては、地元の皆様が待ち望んでいるところでございますので、ホームの軟弱地盤対策が前提ではございますが、ホームの改良後、速やかにバリアフリー施設の工事に着手できるよう、検討を同時に行うことなどについてJR東日本に対して働きかけてまいります。また、本市におきましても、エレベーター付き跨線橋の整備検討を併せてJR東日本と協力してすすめてまいりたいと存じます
最後に私から、橋上駅舎化の可能性についても、是非検討していただくことを要望しました。