このまちレポート

ご支援ありがとうございました

2011年4月14日

選挙が終わりました。10日間、いろいろな方から激励をいただきました。本当にありがとうございました。

   大震災の救援活動のまっただなかの選挙でした。投票日の翌日は東日本大地震からちょうど1ヶ月後でした。被災地ではいまだ瓦礫の 山がさいはてのように続き、被災者のかたがたの困難で過酷な生活が続いているかと思うと、国挙げての救援と復興、被災者支援が一日も早く1人でも多くなされなければならないと思います。被災者支援は生活再建と地域の再建です。 政治的な立場を超えて、党派をこえての取り組みが今こそ必要です。

   避難所までたどり着いたのに、亡くなられたり、また避難所暮らしのCIMG1227中で歩けなくなった高齢者の方々、わが子が小さくよく泣くので避難所を3回も変わったというお母さん、自閉症のお子さんが避難所の環境になじめないので寒い中、外の車の中で暮らしたというご家族の話を聞いて、どんなにか大変だろうと胸が痛みます。災害は、より弱者に重い負担を課すものと痛感します。

いつ関東にも大地震が襲うかわからない状況もあるなかで、天災は防 ぐことは出来ないけれど、備えをしておくことで、被害を最小限に食い止めることはできると考えます。
自治体として、日頃から、医療や介護、福祉や子育て支援の拡充ときめこまやかなネットワークをつくっておくことが必要だと思います。

そして、なによりも人の命を守ることが最優先にされる政治でなくてはならないと思います。地方自治体の責務は、地方自治法第1条で「住民の福祉を増進する」とあります。そのことと「災害から住民の命を守る」ことは、まさに一体であると思います。

知人のKさんが、避難所で暮らす高齢者の方を見て、ご自分のお母さんのことを思ったといいます。子育ても老後も安心な川崎を、命と暮らしを守る川崎を、防災と福祉の川崎をつくるため、今後4年間がんばります。
よろしくお願いします。