12月議会が11月28日から12月21日までの会期で始まっています。
8日、私は12月議会の代表質問にたちました。
東日本大震災を受けて川崎市の防災対策のあり方が問われる中、今議会には、ぜんそく患者の医療費の助成要件を市内居住3年以上から1年以上へと短縮する改正議案のほか、川崎市ではじめて知的障害、身体障害、精神障害の3障害一緒の井田重度障害者支援施設がつくられ、施設の指定管理者の指定議案など49議案が提案されています。
またこの間、市は、来年度に向けて、介護保険料の暫定改定案や、国民健康保険料の算定基準の見直し案をしめしました。また障害者支援では、ノーマライゼーションプランの改定素案を示すなど、国の法律改定がらみもあり、矢継ぎ早に変更の方向性が示されています。
保育所の保育料も見直しの検討会が9月から開催されています。
長引く不況の基でますます厳しい中小企業の実態、足りない特養ホームや保育園、放射能から子どもを守る課題、中学校給食を願う声・・・など、この間、市民の皆さんから切実な要望がたくさん寄せられています。
私たちの質問時間は2時間3分です。 共産党は、これらの市の計画案について市民の暮らしや福祉を守る立場で、また皆さんから寄せられている市民要求の実現にむけて、聞き取りや視察、調査を行い、原稿の議論を重ね、議員団総力をあげて取り組み、代表質問者がその原稿を託されて質問にたちます。
久しぶりに代表質問にたちましたが、なんとかこじ開けたい課題ばかりです。力がはいりました。中学校給食の再質問に対し、市長が声を震わせながらの答弁内要には驚きました。おいおい報告していきたいと思います。
・ 市長の政治姿勢、TPP参加表明について
・ 地震防災対策について(木造住宅の耐震化、放射性物質、危険物、臨海部コンビナート対策)
・ 小学校、保育園の給食の放射能濃度の規制値について(食品の濃度検査)、民有地の放射能汚染対策と測定機器の貸し 出しについて
・ 太陽光発電設置事業について
・ 中小企業支援策について(住宅リフォーム助成制度創設、商店街支援・プレミアム付き商品券発行への助成)
・ 入札制度の改善について
・ 雇用対策について(正規雇用の拡大、高校生の就職支援)
・ 子育て支援策について(小児医療費助成の拡充、保育所待機児童解消、保育料改定、子育て新システム)
・ 少人数学級の拡充について
・ 中学校給食の実現について
・ 介護保険サービス、介護保険料について
・ 特別養護老人ホーム増設につえて
・ 国民健康保険料の算定方式の見直しについて
・ 障害者支援策(第3次ノーマライゼーションプランの改定、中央療育センター、井田重度障害者生活施設)
・ 国際コンテナ戦略港湾計画について