このまちレポート

8日、川崎市視覚障害者福祉協会の新年会に出席しました。

2012年1月9日

今日は二つの新年会のご案内を受けて出席させていただきました。
正午からの川崎市視覚障害者福祉協会の新年会は私たち来賓のあいさつのあと、参加されている会員おひとりおひとりにマイクを回し、自己紹介をされます。みなさんとても明るくて終始笑いが起こる自己紹介です。

視覚障害者の皆さんから、数年前の自立支援法施行のときに、川崎市の移動支援事業のやり方に対し、議会陳情をうけました。
川崎市は社会生活上必要不可欠な移動支援と余暇活動等社会参加の移動支援と二つに分けて余暇活動はボランタリーで良いとし、利用料や報酬単価を分けました。二つに分けないでほしいという願いと,挙証資料の提出はやめてほしいというものです。
私はどの移動も必要不可欠な移動であり、目的により分類するのは移動の権利を侵害するもので、一元化すべきであり、他の自治体でも例を見ない2分類はやめるべきだと主張しました。挙証資料の提出もしかりです。何度か私たち会派はこの主張を代表質問等で行ってきましたが、先の12月議会でも質問しました。

何年かかかってやっと来年度から一元化する方向で検討中であるという答弁があり、挙証資料の提出は昨年10月でやめたという答弁でした。
みなさんの運動が姿勢を動かしたと思います。このことを挨拶で述べさせていただきました。

国は、障害者自立支援法に代わる新法(仮称)障害者総合福祉法案を今年の通常国会で提出する予定であるとのことですが、当事者の皆さんの願いがまとめられた骨格提言がしっかり反映された法律にする取り組みが必要になると思います。
また川崎市は現在第3次ノーマライゼーションプランの改定案をだし、現在1月27日までパブリックコメント中です。是非意見をあげてほしいと思います。