全国では122万人、川崎市では12,845人の方々が、成人を迎えられます。
新しい門出を迎えられた新成人の皆さんおめでとうございます。
午前中が川崎区、幸区、中原区、高津区で私は午前中に式典に参加しました。いつもの成人の日と同じように、会場前には久しぶりに友達に会うのでしょう。喜び合う姿があちこちでみられました。振り袖姿やスーツ、袴姿の新成人の方々をみるのは、華やかで良いものです。
式典は、今年は例年よりも静かなのが印象的でした。市長や議長のお話も終始静かに聞いておられました。その根底には、昨年の東日本大震災と福島原発の事故という戦後最大の危機を目の当たりにして、日々の暮らしや、将来に、そして家族や地域の絆の大切さ等におもいをめぐらせてきたからかなと私は思いました。
大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の3県でも式典が行われました。新聞で読んだのですが犠牲になった新成人の方々の遺影が席にかざられ、「成人の誓い」では、「苦しいことがあったとき、あなたたちを思い出し踏ん張る。楽しいことがあったとき、思いだし、その分も笑い、あなたたちのことを忘れず進んでいく」と述べられたとのことです。そのことばには、本当に重みがあると思います。
新しい歴史をつくるのは、未来を生きる青年です。就職難や雇用実態の厳しさ等がよこたわる現状ですが、そうした状況を作り出している政治を良くして、希望ある日本を若いかたがたとご一緒につくっていきたいものです。